私もSNSを通じて、いろんな方からメッセージをいただきます。直接は知らない方であることも多いですが、知っているかどうかにかかわらず、市民であるかにかかわらず、お困りごとがあればご相談に乗り、解決につなげています。
しかし中には、どうみても「あやしい」連絡もあります。ほとんどの場合は無視して通報するのですが、一度だけ、どんなものかと思って、興味本位で会話を続けてみたことがありました。
でも残念なことに、ほとんど会話のキャッチボールが成立しないし、明らかに精度の低い翻訳ばかりである上に、そもそも話に無理がありすぎるのです。
「自分は日本出身で、今は海外に住んでいるが、実は入院していて余命幾ばくもない。夫とは死別して、子どももなく身寄りがないので、築いた財産を受け取ってほしい。財産は慈善団体に寄附してほしいが、一部はあなたに渡そうと思う。ついては現金を送るので住所を教えてほしい。」
だいたいこんな趣旨でした。築いた財産は5億円だそうです。
この時点で、ツッコミどころ満載です。これ、会ったこともない、SNSでたまたま見つけた人に伝える内容でしょうか・・・?
これ以上メッセージはやりとりしていないので、この先の展開はわかりません。そのため、どうやって「ロマンス」や「詐欺」につながっていくかは不明です。
ただ、蒲郡市内でも、いわゆる「オレオレ詐欺」よりも、SNSを使った「国際ロマンス詐欺」の方が、件数も被害額も大きいとのこと。
防げるのか?有効な対策はあるのか?
ちょっと考えてみたいと思うのですが、何かよいアイディアがありましたら、ぜひお知らせいただきたいと思います◎