◆藤田裕喜議員 議長に発言の許可をいただきましたので、通告の順に従い一般質問をいたします。
まず、特定小型原動機付自転車、いわゆる電動キックボードへの対応についてお伺いします。
2023年7月1日から改正道路交通法が施行され、特定小型原動機付自転車、いわゆる電動キックボードのための新しいルールが適用されることとなりました。この改正によって、一定の基準を満たす電動キックボードは特定小型原動機付自転車とされ、運転免許が不要であること、ヘルメットの着用が努力義務であること、16歳未満は運転できないことなどが定められました。また、自転車道や路側帯の通行が可能となったほか、条件付きで歩道の通行も認められるということとなりました。
以前は、電動キックボードの運転には免許が必要でしたし、自転車道や路側帯、歩道の通行はできず、常に車道を通行する必要があり、ヘルメットについても着用する義務がありました。今回、大幅に規制が緩和されたため、電動キックボードが一層普及していくことが想定されます。実際に東京などの大都市部では既にかなりの速度で普及が進んでおり、まちなかを歩いているだけでも電動キックボードが追い越していくような場面、また、車やバイクと並んで電動キックボードが交差点で信号待ちをしているような様子をごくごく普通に見かけることができます。いずれこの普及の波は、東京から名古屋へ、名古屋から愛知県内へと徐々に広がっていくであろうことは容易に想像ができます。
蒲郡ではまだまだこれからという状況はよく理解しておりますが、だからこそ、今の段階だからこそきちんと現状を認識し、必要な対策を講じておくということが重要であると感じます。今回の私からの問題提起がその一端となればと考えております。
まず、現状についてお伺いします。蒲郡市内で一定の条件を満たす電動キックボードとして登録されている件数は何件あるでしょうか。
○青山義明議長 市民生活部長。
◎飯島伸幸市民生活部長 11月末現在で12台の登録がされております。
以上です。
○青山義明議長 藤田裕喜議員。
◆藤田裕喜議員 次に、電動キックボードを実際に利用する際のルールについてです。
特に、電動キックボードを市が管理する駐車場や駐輪場に止めておく場合、どこに止めたらよいのでしょうか。自転車と同じ区分でよいのか、それとも原動機付自転車と同じ区分となるのか。電動キックボードの駐輪場利用のルールについて、現時点で何か定められているか、明確化されているか、また、駐輪場の現地でルールが明示されているか、併せてお知らせいただければと思います。
○青山義明議長 市民生活部長。
◎飯島伸幸市民生活部長 市が管理する自転車駐車場における電動キックボードの利用ルールにつきましては、現時点で明確なルールは定めておりません。
以上です。
○青山義明議長 藤田裕喜議員。
◆藤田裕喜議員 現時点ではルールは定めていないとのことですが、ルールを明確にしておくということは急務だと思いますので、ぜひ御検討をお願いいたします。
次に、事故の状況についてです。
市内で電動キックボードの使用に起因する事故、あるいは電動キックボードが巻き込まれる事故など交通事故はこれまでに発生しているでしょうか。
○青山義明議長 市民生活部長。
◎飯島伸幸市民生活部長 蒲郡警察署に確認したところ、電動キックボードに関連した事故はございません。ちなみに、法改正後の全国での事故件数は38件、東京で31件と大阪で7件発生をしております。
以上です。
○青山義明議長 藤田裕喜議員。
◆藤田裕喜議員 現在までに市内では事故は発生していないとのことでしたが、さすがに登録台数もごく少ないので発生する事故も少ない、あるいはないという状況であろうかと思います。
この電動キックボードをめぐっては、安全面での懸念が大変大きいと私自身は感じており、今後、電動キックボードが普及していくに当たって事故が増えていくのではないか、重大な事故も発生してしまうのではないかと心配をしております。
電動キックボードは、車輪の直径が小さく、立って運転するため重心が高く、バランスも崩しやすい。また、タイヤの幅も狭いため、車のわだちや路面の段差の影響を受けやすく、転倒するなど事故につながる可能性が非常に高くなっています。特に、三輪ではなく二輪の電動キックボードの場合、路面の影響をさらに受けやすくなります。こうした電動キックボード特有の安全面での懸念について、利用者の方々には十分に理解をしていただく必要があると思います。
また、電動キックボードは、車にも自転車にも歩行者にも多大な影響を及ぼしますので、電動キックボードを使わない市民の皆様向けにも通行のルールや危険性について説明、周知をするべきであると感じます。
転倒しやすいにもかかわらず、ヘルメットの着用は努力義務とされていますので、万一ヘルメットを着用しないまま転倒してしまった場合は、頭部が外傷を受け、命にかかわるような事故になるか、相当に重度の障害を受ける、頭蓋骨の骨折や脳損傷などを受ける、そういったリスクが高い事故になってしまいます。
実際に日本自動車連盟JAFが、電動キックボード利用時の衝突や転倒について危険度を検証する実験を行っています。インターネット上ではこの実験の動画が公開されておりますが、非常に衝撃的な内容を含んでおりますので、御覧いただく際は御留意いただければと思いますが、この実験では、電動キックボードを運転していて縁石に乗り上げて転倒した場合、歩行者や自転車に衝突した場合、自動車に衝突した場合の3つのパターンに分けて、電動キックボード衝突時の危険度、転倒時の危険度を検証しています。
例えば、二輪の電動キックボードで時速20キロで走行した場合、わずか10センチの縁石も乗り越えられず転倒してしまうということが明らかになっています。また、転倒した場合に、ヘルメットを着用していても頭蓋骨を骨折するほどの衝撃があり、ヘルメットなしの場合では、その6倍にも及ぶ強さの衝撃があるという結果でした。この実験では頭部への損傷のみを計測していますが、動画を見れば頭部だけでなく、腕や足、手などを骨折するような大けがを負うリスクが高いということも分かります。この動画を見ると、電動キックボードを利用する際にヘルメットを着用しないことなどあり得ないと感じるでしょうし、ヘルメットを着用していても、電動キックボードで転倒すると命に関わる場合があるということを強く感じられることと思います。
また、インターネット上では、電動キックボードで事故にあったという様子をそのまま紹介している動画も多数見ることができます。こちらも衝撃的な内容を多く含みますので、御覧いただく際は御留意をいただければと思いますが、多くの動画が掲載され、再生されているという現状は、それだけ安全面への懸念が大きいということの表れだと思います。
車のドライバーの立場からすれば、自転車よりも速い速度で走行する電動キックボードに対しては、これまで以上のより一層の注意が求められますし、道路上には制限速度の異なる幾つもの種類の乗り物が混在することとなることから、負担もさらに大きくなるのではないかと感じています。
新しい世代の次世代のモビリティの登場を、それが規制緩和でより利用しやすくなることを決して手放しで喜べるような状況にはないと感じます。市内ではまだ事故は起きておりませんし、全国でも命に関わるような事故は件数が限られておりますが、つい先日も長野県軽井沢町で電動キックボードと大型の高速バスが出会い頭に衝突するという事故が発生しました。電動キックボードを運転していた方は頭を強く打ち、脳挫傷で亡くなりました。報道によれば、ヘルメットは着用していなかったとのことです。このような重大な事故がまたいつ発生してもおかしくないような状況にあると私は考えております。
以上申し上げたような状況を踏まえ、現状どのような注意喚起をしているかについてお伺いします。
○青山義明議長 市民生活部長。
◎飯島伸幸市民生活部長 現在、ナンバープレート交付時には、国が作成した主な交通ルール、ヘルメット着用時について記載されたチラシを渡しており、また、ホームページにおきましても、交付時に渡しているチラシに掲載しているとともに交通ルールが掲載された警察庁のホームページを案内し、注意喚起を行っております。
○青山義明議長 藤田裕喜議員。
◆藤田裕喜議員 電動キックボードに関する交通ルールや交通安全、ヘルメットの着用について、市のホームページでも注意喚起をすべきと思いますが、お考えをお聞かせください。
先ほども申し上げたとおり、電動キックボードを利用していない歩行者やバイク、車のドライバーにも大きな影響を与える可能性があります。電動キックボードを利用していない人もその特徴や安全上の懸念についても知っておくべきであると思いますが、いかがでしょうか。
○青山義明議長 市民生活部長。
◎飯島伸幸市民生活部長 今回の道路交通法改正により、電動キックボードの販売業者やシェア業者にも、購入者や利用者に対し交通安全教育を行うことを努力義務として課しております。電動キックボードに限らず、交通ルールや交通安全を周知徹底していくことは必要です。しかしながら、登録台数も少ないことから、本市や近隣市町においてもあまり広報されていないのが実情です。ホームページにつきましては、この質問を受けましてアップをしております。
今後は、少ないキックボード運転者の注意喚起も必要ですが、議員おっしゃるように車を運転する側の必要性を感じますので、地区の交通安全推進協議会等を通じ、市民の皆様に周知をしてまいりたいと考えております。
あわせて、自動車学校においても周知できるよう協力をお願いしてまいります。
以上です。
○青山義明議長 藤田裕喜議員。
◆藤田裕喜議員 ホームページについては私も確認をさせていただきました。もう少し内容を充実していただければと感じましたが、御対応いただきましてありがとうございました。また、市民の皆様への周知についても、ぜひとも十分な周知をお願いしたいと思います。
次に、道路における安全性の確保についてお伺いします。
電動キックボードは、車道や路側帯、自転車道を主に走行することとなりますので、道路上にわだちやくぼみ、穴などがある場合、大きな影響を受けてしまいます。電動キックボードで走行していて、わだちやくぼみ、穴に引っかかって転倒し、事故が発生してしまった場合、特に道路管理上の瑕疵があると認められた場合、道路管理者としての責任を問われる可能性もあります。
道路管理上の瑕疵を理由として事故に遭い、裁判となった事例は、原付の場合も自転車の場合も歩行者の場合も枚挙にいとまがないと言えるほど判例には事欠かないような状況です。電動キックボードでの事故についても、道路管理者の瑕疵が認められる、そんな事例が出てくるであろうことは明らかです。
道路は国家賠償法第2条1項の規定に該当する公の営造物ですので、その設置または管理に瑕疵があった場合は、無過失責任であるというのが判例の立場です。設置または管理に瑕疵があるとは、通常有すべき安全性を欠いているということを意味しますので、単に客観的な瑕疵が存在すれば要件を満たします。そして、損害の発生に関して、過失の有無は関係なく、管理者が責任を負うこととなります。管理者としては、常に瑕疵のない状態を維持しておく必要がありますし、十分な管理を実施する必要があります。
現在でも市内の道路のあちこちで日常的に補修作業が実施されていると思いますが、車で通行する場合とは異なり、電動キックボードの場合は、少しのくぼみや少しの段差でも転倒につながり、事故につながってしまうという点が車とは大きく異なります。したがって、補修の仕方そのものも見直す必要があるかもしれませんし、箇所によっては、一時的な補修ではなく、全面的な道路の舗装のやり直しが必要になってくる場合も考えられます。
電動キックボードによって道路の管理の在り方も変わってくる可能性があると感じます。お考えをお聞かせいただければと思います。
○青山義明議長 市民生活部長。
◎飯島伸幸市民生活部長 道路の管理につきましては、現在も、電動キックボード利用者に限らず、歩行者、自転車、自動車等道路を利用する全ての方に対しまして安全に通行できるよう努めております。
今後も引き続き同様に対処してまいりたいと考えております。
○青山義明議長 藤田裕喜議員。
◆藤田裕喜議員 くれぐれも事故が発生することのないように、また、道路管理上の瑕疵が認められるような事態にならないように十分な安全が確保されるような管理をお願いいたします。
続いて、電動キックボードの今後の可能性についてお伺いしていきたいと思います。
例として、観光客の方が電動キックボードを使って市内を巡る場合について考えてみたいと思います。蒲郡市内に点在する観光地を巡るには、電動キックボードは非常に有効な手段となり得ます。疲れることもなく、程よい速度で市内の景色や雰囲気、風を体感しながら観光地を巡ることができますし、効率よく市内を回ることができるでしょう。また、現在のようにまだ電動キックボードが普及していない状況であれば、電動キックボードで観光することができるということ自体がアピールポイントにすらなり得ます。
しかし、現状のままでは、観光客の方に電動キックボードで市内を巡っていただくには不安要素が強すぎる、大きすぎると感じます。観光客として市内を訪れた方が、電動キックボードを使っていたがために転倒して事故に巻き込まれてしまった、そんな事態さえ発生しかねない状況にあると感じます。
対策として、例えば車道に自転車専用通行帯を設置し、電動キックボードには自転車専用通行帯を走行してもらうようにすることが考えられます。現状では、自転車専用通行帯はごく限られた道路にしか設置されていませんが、これを市内の全域に拡大し、電動キックボードでも転倒しないような舗装、補修を実施する、あるいは観光客の方々がよく通る道や通ってほしい道に自転車専用通行帯を設置して、電動キックボードを御利用いただく、そんな形も考えられると思います。
電動キックボードの利用や活用の在り方に合わせて道路の在り方そのものも見直していく、そんな可能性も考えられると思いますが、お考えをお聞かせいただけますでしょうか。
○青山義明議長 市民生活部長。
◎飯島伸幸市民生活部長 現在、例として1事業者が、東京、京都、神戸等、5月の終わりには名古屋でも電動キックボードのレンタルをしております。京都や神戸にあるということは、観光での有効性はあるものと思います。10月下旬から11月下旬の土・日・祝日に西尾市が寺部海岸周辺で電動キックボードレンタルを実証実験しました。
議員御懸念の事故につきましては先ほど答弁しましたが、京都や神戸での事故はございません。また、西尾市についても無事故であったと聞いております。
いずれにしましても、現段階ではまだまだ全国的に登録台数も少ないことから、事故の事例や専用通行帯の件も含め、全国の観光地の自治体の課題等の情報収集に努めていきたいと考えております。
○青山義明議長 藤田裕喜議員。
◆藤田裕喜議員 蒲郡市でも、令和4年、2022年12月に交通分野における社会実験として、次世代モビリティの試乗体験会を実施されていると思います。この次世代モビリティには電動キックボードも含まれていたと思いますが、まずは、この試乗体験会の概要についてお知らせいただけますでしょうか。
○青山義明議長 企画部長。
◎大森康弘企画部長 環境、社会、全ての人に優しいサステナブルな移動体験を通じて社会課題を解決することを目指し、まずは次世代モビリティの需要がどの程度あるのかを把握するために、まちなかモビリティプロジェクトとしまして、トヨタコネクティッド株式会社様と連携し、昨年12月8日、9日はクラスポ蒲郡、12月10日、11日はラグーナテンボスにおきまして電動アシスト四輪自転車、EVトゥクトゥク、電動キックボード、三輪のバッテリーEVであるシーウォークに試乗いただく体験会のほうを実施しております。
以上です。
○青山義明議長 藤田裕喜議員。
◆藤田裕喜議員 電動キックボードに試乗された方々はどれくらいいらっしゃったか、また、電動キックボードを試乗した方々のアンケートの結果について、御意見や御感想などについても御紹介をいただけますでしょうか。
○青山義明議長 企画部長。
◎大森康弘企画部長 試乗会4日間では476名の方に来場いただき、411件のアンケートを回収しております。アンケートに御回答いただいた約6割の方が市外在住の方、約4割の方が市内在住の方となっております。
電動キックボードに乗車いただいた方に、日常生活のどのようなシーンで利用できると感じたかを伺っており、市内在住及び観光レジャー目的以外の市外在住者では、「最寄りの駅まで」と回答した方が98名、36.8%、「通勤通学」と回答した方は70名、26.3%と試乗に用意した全モビリティの中でこの2項目の割合は最も高く、1人での手軽な移動手段としてイメージされていることが分かりました。
観光レジャー目的の市外在住者からは、「フラッと足の向くままに市内周遊をしたいとき」と移動シーンとして利用したいと回答した方が最も多く、全モビリティの中でも最も高い項目となっております。また、利用してみたい理由としましては、「手軽に運転できてスペースもいらない」、「狭い道でも走れる」、「コンパクトで操作性が高くスピードが出る」、「面白い、楽しく乗れる」などの意見のほか、その一方で、「危ない」、「怖い」という意見も頂いております。
以上です。
○青山義明議長 藤田裕喜議員。
◆藤田裕喜議員 今後も実証実験は実施していく予定でしょうか、お伺いします。
○青山義明議長 企画部長。
◎大森康弘企画部長 今年度、サーキュラーシティの実装に向けた実証実験プロジェクトとしまして6件の採択をしております。その1つとして、トヨタコネクティッド株式会社及び蒲郡市観光協会から申請がございました「『まちなかモビリティ』推進実証~人・環境・社会にやさしい地域移動インフラの開発~」の提案を採択をさせていただいております。
実証内容といたしましては、昨年度の実証内容においてニーズを確認ができたことから、小規模のサービス展開をする実証を行うことで、具体的な利用シーンの把握をしていきたいと考えております。
今年度の実証では、電動キックボードは使用せず、EVトゥクトゥクと電動アシスト三輪自転車にて、2月の1か月間を実証期間として実施する予定となっております。
以上です。
○青山義明議長 藤田裕喜議員。
◆藤田裕喜議員 今後も取組を継続していくということですが、私も、確かに環境負荷がより少ないモビリティが普及していくべきであるとは考えておりますが、しかし一方で、安全面での懸念はやはり置き去りにはできないと思います。手軽さと安全がトレードオフになるようでは元も子もありません。
その意味では、サーキュラーシティの実現に資するモビリティの在り方においては、誰もが安全に利用できること、安全に通行、走行できることがやはり第一に考えられなければなりませんし、道路の整備も含めて、また安全性を十分に確保するということを念頭に、誰にもやさしいまちづくり、誰にも安全なまちづくりが進められていかなければならないと思います。単に手軽な交通手段として、単に利用しやすい交通手段として安易に活用を進めていくという姿勢であってはならないと思います。
これまでに申し上げた様々な論点、安全上の懸念や利活用の可能性も踏まえて、今後の次世代モビリティの在り方についてお考えをお聞かせください。
○青山義明議長 市民生活部長。
◎飯島伸幸市民生活部長 次世代モビリティは、自動運転など新しい技術やサービスによってモビリティ、移動手段の利便性を向上させるものになります。人間の操作や判断に頼らない自動化が進むことにより、事故等のリスクの低減が期待されています。とはいえ、先ほどから議論している道路等の整備や従来の交通手段と混在する既存の交通ルール等、整合しなければならない課題もあると考えております。
また、観光での電動キックボードをはじめとする新しいモビリティの利用は、観光客に新しい乗り物の楽しさや快適さを提供し、観光地の魅力を発見するきっかけになるのではと考えております。
次世代モビリティは、技術的課題や規制の問題等の解決に多様な関係者の協力や調整が必要ではありますが、人々の暮らしや社会に大きな変化をもたらし、単なる交通の利便性の向上だけでなく、サーキュラーエコノミーや先ほど話した観光など、まち全体の魅力が向上するよう活用していくべきものと考えております。
以上です。
○青山義明議長 藤田裕喜議員。
◆藤田裕喜議員 大変よく分かりました。結局のところ、この電動キックボードを巡る問題はまちづくりを巡る問題であって、次世代のモビリティと既存のモビリティ、そして歩行者がどのように安全に共存し、どのようにお互いに便利に暮らしていけるまちをつくっていくか、多くの人に訪れていただけるようなまちをつくっていくかという観点から、全体的に、総合的に考えていく必要があると感じます。丁寧に議論を進めていただくようお願いしたいと思います。この件については以上です。ありがとうございました。