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ヤングエイジ健診について(2019年9月・決算委員会)

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◆藤田裕喜委員 それではお伺いいたします。
 89ページ4款1項3目の保健費の1、保健事業費のうち(4)のヤングエイジ健診事業費についてお伺いします。
 まず、この事業費の内訳をお知らせいただけますでしょうか。

○稲吉郭哲委員長 健康推進課長。

◎石黒美佳子健康推進課長 ヤングエイジ健診の内訳でございますけれども、239万4,637円につきましては、健康診査にかかる委託料に受診人数をかけたものでございます。
 以上です。

○稲吉郭哲委員長 藤田裕喜委員。

◆藤田裕喜委員 昨年度からだと思うのですが、チラシを以前のものと変えていただいていると思うのですが、そうしますとこのチラシの作成費は事業費に入っていないということになるかと思うのですが、これはどのように作成されたチラシでしょうか。

○稲吉郭哲委員長 健康推進課長。

◎石黒美佳子健康推進課長 チラシの作成につきましては、委託業者等にお願いするのではなく、消耗品としてコピー用紙等を購入させていただいて、手作りで印刷をさせていただいております。
 以上です。

○稲吉郭哲委員長 藤田裕喜委員。

◆藤田裕喜委員 以前のものと比べて大変デザインがよくなって、わかりやすくなったと思っていまして、特に健診を受診することのメリットを強調したようになっておりまして、非常に目に入りやすいですし、興味を引くような形になっていまして、すごくいいなと思っています。私はてっきり、専門の方にでも依頼されたのかなと思っておりました。チラシを変えてからいろいろなところに目にするようになりましたし、たくさん配布していただいているのかなと実感しています。
 そこで、最近の受診者数の推移についてお伺いしたいのですが、ここ最近はどのような状況でしょうか。チラシの効果は特に出ているのか、気になるところですがいかがでしょうか。

○稲吉郭哲委員長 健康推進課長。

◎石黒美佳子健康推進課長 受診者の年次推移を数年間の経緯で申し上げます。
 平成27年度が189人、平成28年度が250人、平成29年度、若干下がりまして205人、平成30年度につきましては294名ということで、昨年度より89名ほど多くなっているという現状がございます。チラシの周知に加えまして、今回、21歳、30歳の女性、また30歳、35歳の国民健康保険の加入者の受診票を送付する際に、チラシも同時に郵送させていただいたということで、今回、受診者のほうが大幅に増加したものと考えております。
 以上です。

○稲吉郭哲委員長 藤田裕喜委員。

◆藤田裕喜委員 この健診の重要なところは、健診を受けるというところだけでなく、その後のフォローとして、保健師さんとの面談ですとか、医療機関の受診まで促すという点にあると思うのですが、この要指導、それから要医療の最近の傾向ですとか、数の変化についてお知らせいただけますでしょうか。

○稲吉郭哲委員長 健康推進課長。

◎石黒美佳子健康推進課長 受診した結果でございますが、まず、昨年度におきまして、異常のない方が103人の35%、要指導と判断された方が、122名の41.5%、要医療と言われた方が69名の23.5%ということで、全体の65%ほどが、指導、もしくは医療が必要な方ということがございます。この年度変化につきましては、大きな特徴の変化はございません。
 要指導と要医療者の主要な所見の内訳を調べてみると、男性につきましては、一番多いのが脂質異常、次に多いのが肝機能異常、次に多いのが肥満ということで、メタボリックシンドロームからくる生活習慣病の予備群ということで考えております。
 女性につきましては、多い順に申し上げますと、脂質異常が最も多く、次にやせ、次に肥満ということで女性特有なコレステロールが多い方、また、最近若い女性のやせということが問題になっており、やせの方が17.5%ということで、このあたりも心配しているところでございます。
 以上です。

○稲吉郭哲委員長 藤田裕喜委員。

◆藤田裕喜委員 健診を継続して受けていただくということも重要だと思うのですが、どのくらいの方が継続して受けていらっしゃるのか把握されていますでしょうか。
 また、継続していただくために工夫をされていることがあればお知らせいただけますでしょうか。

○稲吉郭哲委員長 健康推進課長。

◎石黒美佳子健康推進課長 昨年度受けたかどうかということで、継続して受けたかどうかという確認はしておりません。ただ、事後フォローをさせていただいているということで、要指導や要医療になった方につきましては、保健師、栄養士等が面談をしたりとか、電話で来年度も受診をしてくださいということで、対面で行っておりますので、継続して受診していただく工夫ということでは、来年度も受けてくださいというこちらからのサポートがあると考えております。
 以上です。

○稲吉郭哲委員長 藤田裕喜委員。

◆藤田裕喜委員 それから、今後のことについてお伺いしたいのですが、今後も現在のような形で継続されていくという予定でよろしいでしょうか。あるいは、健診内容の充実とか、変更といったことは検討されていますでしょうか。

○稲吉郭哲委員長 健康推進課長。

◎石黒美佳子健康推進課長 今後につきましては、今のところ健診内容を拡充、削減するということは考えておらず、このまま継続して実施したいと思っております。他の自治体に比べて、健診の項目として血液検査等の内容も比較的多いですし、国保の特定健診に準じた内容になっておりますので、40歳以降の国保の特定健診にもつながるということで、その内容は継続していきたいと考えております。
 また、今後につきましては、昨年度いろいろな工夫によって、受診者数が拡大したわけですけれども、まだまだ受診していない方も多くお見えになると思いますので、さらに受診者を拡大するように子育て世代とか、若くても職場で健診を受けられる機会のない方については、周知を徹底させていただいて、受診者の拡大に向けて努力させていただきたいと思います。
 以上です。

○稲吉郭哲委員長 藤田裕喜委員。

◆藤田裕喜委員 大変よくわかりました。ありがとうございました。
 私からは、1点、気になるところがあるとすると、ヤングエイジ健診という名前かなと思っています。私も30代でこの健診の対象年齢なのですが、今どき自分たちの世代のことをヤングとは言わないと思いますので、そのせいで対象者に届いていないのではないかと思うぐらいなので、この名称の変更も検討していただいてもよいのかなと、私の感想としては思います。
 以上です。ありがとうございました。

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