◆藤田裕喜委員 続きまして、117ページ、7款5項3目公園費のうちの4施設維持管理事業費、(8)の公園緑地等管理用消耗品費についてお伺いします。
こちらの項目では、市内の公園緑地等における除草剤の使用についてお伺いしたいのですが、まず、この消耗品費の内訳をお知らせいただけますでしょうか。特に、消耗品費のうち除草剤に使っている決算額はお幾らになるでしょうか。
○稲吉郭哲委員長 都市計画課長。
◎鷹巣央佳都市計画課長 藤田委員お尋ねの公園緑地管理用消耗品について御説明させていただきます。
内訳といたしましては、注意看板作製のための費用、水景施設は水を使っておりますので消毒液の購入費、ほか、除草の道具等の公園施設管理用の消耗品などの購入費に当たります。
その中で除草剤については、製品名はマルガリーダという一般的に購入できるものですが、こちらを購入しております。
以上です。
○稲吉郭哲委員長 藤田裕喜委員。
◆藤田裕喜委員 除草剤に使っている決算額はお幾らになるでしょうか。
○稲吉郭哲委員長 都市計画課長。
◎鷹巣央佳都市計画課長 失礼いたしました。購入費は1万3,792円でございます。
○稲吉郭哲委員長 藤田裕喜委員。
◆藤田裕喜委員 この除草剤マルガリーダですが、これは、除草剤といっても水で希釈して使うタイプのものと粒状になっていて粒をまいておくものと種類があると思うんですが、これは、水で希釈して使うものということでよかったでしょうか。
○稲吉郭哲委員長 都市計画課長。
◎鷹巣央佳都市計画課長 おっしゃるとおり、目的によって薄める濃度等はございますが、水で希釈するものでございます。
以上です。
○稲吉郭哲委員長 藤田裕喜委員。
◆藤田裕喜委員 この除草剤ですが、どのような場合に使用することになっているでしょうか。
○稲吉郭哲委員長 都市計画課長。
◎鷹巣央佳都市計画課長 除草剤ということで、市が管理している公園施設等の除草のために使用しています。基本的には、草刈りを行うということにはなっており、除草剤は限定的に使用しています。これというのは、人がめったに立ち入らない箇所、草刈りでは根絶ができないようなツタ等を除草するために使っております。
以上でございます。
○稲吉郭哲委員長 藤田裕喜委員。
◆藤田裕喜委員 人が立ち入らない場所ということですけれども、例えば、子供とか、あるいはペットとかは、そういった人がいない場所にこそ行きたがるのではないかというのが私の若干の感想です。大人の行かない場所と言ったほうが正確な気もします。
この除草剤のことで少し調べてみたのですが、マルガリーダという除草剤に使用されている成分はグリホサートイソプロピルアミン塩といいまして、短くグリホサートといいますけれども、日本だけでなく、世界でも農薬とか除草剤として広く使われてきた成分です。特によく知られているのは、ラウンドアップという商品名だと思うのですが、この商品名で、日本でも世界でも売られております。日本ではドラッグストアとか100円ショップなどでも、このラウンドアップを見かけることがございます。
ただ、このラウンドアップ、あるいはマルガリーダに含まれているグリホサートという成分には、発がん性があるのではないかということで、既に世界の幾つかの国ではこのグリホサート系の除草剤、使用禁止に向けて動いているという状況があります。幾ら使用する場合が、先ほどの御答弁でもありましたとおり、限定された場合にのみ使っているということではありましたが、脆弱な弱い立場にある子供たちや動物が集まる、公園といえば、子供たちや動物も多く集まる場ですから、少し安全な場であるべきではないかと思います。
今後もこの除草剤、マルガリーダを使用されていく予定でしょうか。
○稲吉郭哲委員長 都市計画課長。
◎鷹巣央佳都市計画課長 藤田委員のおっしゃるとおり、危険な成分が含まれているではないかという懸念がございますが、国内の法律で現時点は規制されておりません。これにかわる経済性がすぐれているものもありません。今後、そのあたりについては、また考えさせていただきたいと思います。
以上でございます。
○稲吉郭哲委員長 藤田裕喜委員。
◆藤田裕喜委員 例えば、実際に食品成分とか、あるいは天然成分からつくられた安全な天然除草剤といったものもございまして、お酢からつくられたものなんですけれども、こういったものにかえていくということも検討できるのかなと思いますので、ぜひ御検討をお願いできればと思います。
私からは以上です。ありがとうございました。