何をしているの?

自殺対策事業について(2019年9月・決算委員会)

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◆藤田裕喜委員 では、お伺いします。
 3款1項1目社会福祉総務費の6番福祉事業費のうち、(13)の地域自殺対策緊急強化事業費についてお伺いします。
 まず、これはこの事業費でどのような事業を実施したのかお知らせいただけますでしょうか。

○稲吉郭哲委員長 福祉課長。

◎永田隆裕福祉課長 今、藤田委員お尋ねの件につきまして御説明申し上げます。
 こちらの事業につきましては、講演会の事業と普及啓発の事業を行いました。
 まず、講演会の事業につきましては、平成30年12月1日に、市民会館の中ホールを使いまして、落語家の立川こはるさんをお招きして、こちらは人権啓発と合同で講演会を開催いたしました。
 次に、普及啓発事業につきましては、市内の福祉事業所の利用者の方と一緒にキャンペーンを実施いたしまして、平成31年3月3日、市民会館の福祉まつりの会場でリーフレットなどを配布しております。こちらは、福祉事業所に委託料として2万円、先ほどの、申しわけございません、講演会が5万円、福祉事業所への委託として普及啓発で2万円。
 そして、市のホームページからメンタルヘルスチェックができるこころの体温計というホームページを開設しておりますので、そちらの委託で7万5,168円、合わせて14万5,168円となります。
 以上です。

○稲吉郭哲委員長 藤田裕喜委員。

◆藤田裕喜委員 講演会の、落語家の方の講座の内容、それから、アンケートの感想などがどういった内容だったかというのと、あと、参加者がどういった感想を持ったのかといったあたり、少し成果についてお伺いできればと思います。

○稲吉郭哲委員長 福祉課長。

◎永田隆裕福祉課長 こちらにつきましては、まずは参加人数として約200名の方に御参加いただきました。あと、こちらは落語でございましたので、死神という演題をお話ししていただくことによって、人権ですとか、最後は自殺といったところも少し触れていただきながら、講演会を実施させていただきました。
 アンケートにつきましては、直接、自殺というところで御意見が出たというところは正直なかったかというように記憶はしておりますが、このような講演会で、実際に、おもしろかったという表現はおかしいですが、そういった声は、私は会場におりましたけれどもお聞きいたしました。
 以上です。

○稲吉郭哲委員長 藤田裕喜委員。

◆藤田裕喜委員 この講師の方ですが、どういったプロセスでこの講師にお決めになったのかということと、あと、講師の方との打ち合わせの状況を、もしわかればそれもお願いします。

○稲吉郭哲委員長 福祉課長。

◎永田隆裕福祉課長 こちらは、どちらかと言いますと人権啓発のほうで進めていく中で、自殺と合同開催ということでしたので、所管が、自殺は福祉課ですが、所管がちょっと異なりまして、打ち合わせ等につきましては出席しておりませんでしたので、そのような状況の中で、人権擁護委員などと人選をされたのではないかというように考えております。
 以上です。

○稲吉郭哲委員長 藤田裕喜委員。

◆藤田裕喜委員 わかりました。
 実は、私も議員に当選させていただく前でしたが、たまたまこの講演会に参加しておりましたが、話の内容は人権とも自殺とも、少し、関連があるのかないのかといったような感じで、非常に期待とは少し違う内容だったなという感想を持ちましたので、選定なり、講師との打ち合わせなり、改めて今後はしっかりしていただけるといいのかなと思った次第です。
 もう1点、それでお伺いします。
 今後も、こうした形で、今回は合同開催ということでしたが、同様な形で継続されていくという予定でしょうか。

○稲吉郭哲委員長 福祉課長。

◎永田隆裕福祉課長 このような合同開催といいますのは、4年に1回ですとかそのぐらいの周期で開催をしておりまして、本年度については、所管の福祉課が市民の周知啓発を努めていくということを計画でも示しておりますので、いわゆるゲートキーパーの養成研修とあわせた形での講演会ということを現状は考えております。
 以上です。

○稲吉郭哲委員長 藤田裕喜委員。

◆藤田裕喜委員 大変よくわかりました。ありがとうございます。

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