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観光宣伝事業費について(2019年9月・決算委員会)

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◆藤田裕喜委員 それではお伺いします。105ページの6款1項3目観光費のうちから5、一般観光振興事業費(1)観光宣伝事業費についてお伺いいたします。
 まず、この事業の内容について教えていただけますでしょうか。

○稲吉郭哲委員長 観光商工課長。

◎小田芳弘観光商工課長 観光宣伝事業費につきましては、大きく4つ事業がございます。まず一番大きい金額につきましては、印刷製本費です。こちらは蒲郡市の観光の総合パンフレットから職員が持つ絵つきの名刺の台紙を作成したり、あとは観光ガイドマップを作成しております。2つ目としましては、蒲郡市には3人の観光大使がいらっしゃいます。その観光大使の皆さんへの謝礼、または報酬というものを出させていただいております。3つ目は観光写真撮影委託というもので、年間5つの観光のイベントや、おまつりを含めて来年用のポスターのための撮影をしたり、またはパンフレットに載せるための撮影、そういうことの委託をさせていただいております。4つ目は新聞、雑誌等の広告掲載のための広告料です。以上の4つで観光宣伝事業費を使わせていただいております。
 以上です。

○稲吉郭哲委員長 藤田裕喜委員。

◆藤田裕喜委員 新聞や雑誌などの媒体に広告を出していると言うことなのですが、これは例えば広告代理店とかが間に入っていただいて選んでいただいているのか、それとも蒲郡市から直接媒体を選んでいるのか、どういった形になっているのでしょうか。

○稲吉郭哲委員長 小田芳弘観光商工課長。

◎小田芳弘観光商工課長 こちらにつきましては、新聞の広告代理店が直接こちらに営業に来られている中で、1つにまとまらないようにいろんな新聞のところにお願いをしている状況でございます。
 以上です。

○稲吉郭哲委員長 藤田裕喜委員。

◆藤田裕喜委員 新聞、雑誌ということでしたが、全て紙媒体になりますでしょうか。ウエブの媒体と紙の媒体両方あるのでしょうか。もしあれば比率もお知らせいただけますでしょうか。

○稲吉郭哲委員長 観光商工課長。

◎小田芳弘観光商工課長 こちらにつきましては、全て紙媒体でございます。
 以上です。

○稲吉郭哲委員長 藤田裕喜委員。

◆藤田裕喜委員 広告のこともう少しお伺いしたいのですが、広告に当たりましてターゲットといいますか、どういう層に向けて広告を出していらっしゃるのでしょうか。例えばファミリー層とか高齢者とか若い世代とかいろいろ考えられると思うのですが、このあたりはいかがでしょうか。

○稲吉郭哲委員長 観光商工課長。

◎小田芳弘観光商工課長 今広告を出させていただいている内容が、蒲郡まつりと海水浴場の広告を出させていただいておりますので、基本的にファミリー層をターゲットにさせていただいております。
 以上です。

○稲吉郭哲委員長 藤田裕喜委員。

◆藤田裕喜委員 その広告を出すに当たって、何か目標の数値というか達成すべき指標のようなものがあればお伺いしたいのですが、どのように設定されていますでしょうか。

○稲吉郭哲委員長 観光商工課長。

◎小田芳弘観光商工課長 目標は正直難しく、設定はしていない状況です。この新聞にとかこの雑誌にというよりも、例年のおつき合いの部分も、おつき合いといってはいけないですけど、安くやっていただく、なるべく少ない費用で最大の効果を得られるようにということでは発行部数を見させていただき、それに対する広告料が幾らくらいになるのかというのは見させていいただいておりますが、それによって1万人、2万人増加させる目標とかは申しわけないですけど立てておりません。
 以上です。

○稲吉郭哲委員長 藤田裕喜委員。

◆藤田裕喜委員 例えば来場者数とか市内の宿泊者数とかは把握されていると思いますが、それは目標の達成度合いとしてはカウントされていないと、カウントすることもできるのかなと思うのですけどいかがでしょうか。

○稲吉郭哲委員長 観光商工課長。

◎小田芳弘観光商工課長 先ほど言わせていただきました海水浴場と蒲郡まつりにつきましてはそれぞれの入場者数というのは歴年やはり持っております。持っておりますが、その中で新聞広告を打ったことによっての増加などの数値目標の設定はしていない状況です。それで、藤田委員のおっしゃった部分につきましては、今後参考にさせていただきたいと思います。

○稲吉郭哲委員長 藤田裕喜委員。

◆藤田裕喜委員 今後のことでもう少しお伺いしたいのですが、ビッグデータですね、SNSやインターネットの情報などの情報を利活用した取り組みなども考えられるかなと思うのですが、このあたり今後の方策として、特に広告を出すに当たってということも含めてですが、検討はされているでしょうか。

○稲吉郭哲委員長 観光商工課長。

◎小田芳弘観光商工課長 観光宣伝事業費自体の中ではそういう部分は入っていませんが、現在でもインバウンド事業の中ではインフルエンサーを使ったり、SNSによって宣伝をするというのは今でも展開させていただいております。おのおのの事業の中で、広告を打つ場合については、藤田委員のおっしゃるような方法を使わせていただきたいと思っております。

○稲吉郭哲委員長 藤田裕喜委員。

◆藤田裕喜委員 ありがとうございました。大変状況がよくわかりました。目標を設定するとか、成果を把握する、あるいは評価・検証するというのは、さすがに広告とはいえどの事業でも必要かなと思いますのでぜひ検討していただければと思います。
 以上でございます。ありがとうございました。

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