◆藤田裕喜委員 では、お伺いします。
決算説明書の57ページ、2款総務費、1項総務管理費、7目企画費の4番、水道水源保全交流事業費の(1)間伐材利用促進委託料92万円についてお伺いします。
まず、本事業についてですが、設楽町の間伐材の利用促進の事業であると思いますが、事業内容についてお知らせいただけますでしょうか。また、委託料となっていますが、これはどういった理由からでしょうか。
○稲吉郭哲委員長 企画政策課長。
◎牧原英治企画政策課長 本事業につきましては、間伐材の利用を通じて市民に水の大切さ、水源保全及び大切さを訴えると共に、上下流域の交流を図るため実施しているものでございます。本市水源地である設楽町の田峯区に間伐材を利用したベンチや子供用の遊具などを作っていただき、市内の公共施設等に設置をしております。
令和元年度につきましては、マリンセンターハウスに丸テーブルを5つ、それから消防署のロビーに応接用の椅子を3つ設置しております。
委託料となっておりますのは、田峯区財産管理委員会に作成を依頼しているためでございます。この財産管理委員会につきましては、先ほどありました8月に水源地交流事業を一緒に行なっている委員会になります。
以上です。
○稲吉郭哲委員長 藤田裕喜委員。
◆藤田裕喜委員 直近の決算額の推移についてお知らせいただけますでしょうか。
○稲吉郭哲委員長 企画政策課長。
◎牧原英治企画政策課長 直近の決算額の推移としましては、直近5年間はいずれも92万円で実施をしております。
以上です。
○稲吉郭哲委員長 藤田裕喜委員。
◆藤田裕喜委員 この92万円の、この金額である根拠は何かあるでしょうか。
また、先ほど令和元年度についてはテーブル5つと椅子3つということでしたが、だいたい毎年どのくらいの個数のテーブル、あるいはベンチが配置できるような形になっているのでしょうか。
○稲吉郭哲委員長 企画政策課長。
◎牧原英治企画政策課長 金額と言いますか、先ほど言ったように田峯区財産管理委員会に依頼をするわけですが、そちらで大工さんが作る関係で、なかなか大量生産できるものではないものですから、予算要求する際に毎年管理委員会と相談して作るものを決めているというところがありますので、金額的なものは特に根拠があるわけではないですが、金額的にこの金額で作れるものについてはおおむね向こうでも作成ができるというように聞いております。
実際には、先ほど言ったように、昨年度は5台の丸テーブルと応接用の1人がけの椅子が3つ、それから、その前の年はテーブルとベンチがセットになったものを4つ、それから大人用のベンチを4つ制作をしている形です。製作する品物の木材の量によって多少数は変わりますが、おおむねこのようなものを作成をしていたいております。
以上です。
○稲吉郭哲委員長 藤田裕喜委員。
◆藤田裕喜委員 金額についてですが、今伺っても思ったのですが、少し少ないのではないかと、この程度の金額で果たして利用促進につながるのかなというように率直に思いました。
金額を増やすなどを御検討されたことなどはあるでしょうか。
○稲吉郭哲委員長 企画政策課長。
◎牧原英治企画政策課長 金額を増やして作る個数と数量が増えた場合、向こうでもそこまでできないというようなことも過去にもありましたので、金額をただ単に増やすのが重要ではなくて、実際に作れる分量と相談しながらになるのかなと思っております。
以上です。
○稲吉郭哲委員長 藤田裕喜委員。
◆藤田裕喜委員 分かりました。
本事業は、今後も継続していくという見通しでしょうか。
○稲吉郭哲委員長 企画政策課長。
◎牧原英治企画政策課長 間伐材をどうするか、水源保全・管理に当たってこの部分については大変大きな課題であり、下流域としては今後とも協力していく必要があると考えておりますので、本事業は今後も継続していくものと考えております。
以上です。
○稲吉郭哲委員長 藤田裕喜委員。
◆藤田裕喜委員 このベンチやテーブル、あるいは滑り台などもあったかと思いますが、非常によくできていてしっかりしていると、私もいろいろなところで拝見していて思います。大変使いやすいので、設楽町のためになるのであればぜひ個人的にも購入したいといった御相談を受けたこともございました。
これは、先ほどのお話ですと、蒲郡市のこの事業のために特別に作っていただいているという理解でよいでしょうか。また、一般に市販はされていない、されたこともする予定もないというような考えでよいでしょうか。
○稲吉郭哲委員長 企画政策課長。
◎牧原英治企画政策課長 藤田委員のお見込みのとおりです。
以上です。
○稲吉郭哲委員長 藤田裕喜委員。
◆藤田裕喜委員 このテーブルやベンチ、滑り台については、設楽町の木材、間伐材を利用したと刻印がされておりますが、残念ながらあまり目立たず、非常に分かりにくいときがあるなと感じています。
水源地との交流の事業ですし、下流域である私たちにとっても大変大事な事業であると私も感じていますし、間伐材の有効利用という意味でも大変重要な意義のある事業だと感じています。
この点、間伐材を利用したということをもっと分かりやすくすることですとか、あるいはホームページなどでもアピールしていくことが必要ではないかと思いますが、この点についてはいかがでしょうか。
○稲吉郭哲委員長 企画政策課長。
◎牧原英治企画政策課長 これまでは設楽町の田峯区の焼き印を押す等で表示をしてきましたが、今年度から、この事業につきましては、さらに、蒲郡市の水源地が設楽町であること、その間伐材を用いて作られていることなどを説明したプレートを制作物に貼り、分かりやすくしております。
先ほど藤田委員も言われましたが、市のホームページ等ではさらにそういった間伐材用促進事業についてもしっかりPRしていきたいと思っております。
以上です。
○稲吉郭哲委員長 藤田裕喜委員。
◆藤田裕喜委員 ぜひ、お願いしたいと思います。
以上です。ありがとうございました。