◆藤田裕喜委員 続きまして、同じく93ページの3款2項2目の、今度は、7保育等指導事業費14万9,511円についてお伺いします。
まず、事業内容についてです。こちらは、保育等指導事業費ということですが、これは何に対する費用でしょうか。
○大場康議委員長 子育て支援課長。
◎高橋晃子育て支援課長 保育等指導事業費ですが、これは、保育士に実施する研修に対する費用になります。
令和4年度の内訳としまして、報償費が7万71円。これは、研修会にお呼びした講師への謝礼になります。次に、負担金が4万3,400円。こちらは、保育士が各種研修に参加する際の参加負担金になります。続いて、旅費が3万6,040円。こちらは、保育士が研修に行く際、公共交通機関を使用した際の旅費となっております。
以上です。
○大場康議委員長 藤田裕喜委員。
◆藤田裕喜委員 保育士向けの研修などの費用ということですが、具体的にはどのような研修が行われているのでしょうか。内容及び実施回数、また、参加人数などについても併せてお知らせいただけますでしょうか。
○大場康議委員長 子育て支援課長。
◎高橋晃子育て支援課長 昨年度の研修の内容ですが、主なものとしましては、まず、幼児教育研修会。こちらは、全正規保育士を対象とした研修で、通常は市民会館の中ホールで実施をしているものですけれども、令和4年度はコロナ禍の影響があったためにリモートにて各園で受講をしております。保育中の保育士以外で約130人が視聴をしております。
それから、厚労省主催の中堅主任保育士研修、初任保育所長研修にそれぞれ1人、愛知県主催の園長研修、主任研修、乳児担当研修に計4人、それから、中部地区の幼児教育研究会主催の大会に6人、防火管理者の新規講習・再講習に計4人などとなっております。
また、内部研修としまして、新規採用、初級・中級・上級保育士研修なども実施をしております。
以上です。
○大場康議委員長 藤田裕喜委員。
◆藤田裕喜委員 続いて、研修の成果についてお伺いします。
○大場康議委員長 子育て支援課長。
◎高橋晃子育て支援課長 研修は、保育の資質向上に欠かせないものであります。研修に参加することで保育士の経験や職務内容に応じた専門性を高めて、必要な知識、技術の習得ができたというように考えております。
コロナ禍を経てリモートでの研修も増えておりますので、こういったものもうまく活用しながら、今後も必要に応じ研修の実施と受講をしてまいりたいと思っております。
以上です。
○大場康議委員長 藤田裕喜委員。
◆藤田裕喜委員 大変よく分かりました。保育の質の向上、また、保育士さんのモチベーションの向上にも私は大変関わる重要な事業であるというように感じました。
ただ、予算15万円というのは、少し少な過ぎるのではないかという印象を感じております。重要な、人への投資ということでもありますので、ぜひもっと充実させていくことを、今後、検討してもいいのではないかというように感じました。この件については、以上です。
ありがとうございました。これで終わります。