◆藤田裕喜委員 続きまして、135ページ同じく7款5項1目3、駅周辺施設維持管理事業費の(5)高架下土地賃借料581万2,808円についてお伺いします。
まず、本事業費の内訳についてお知らせいただけますでしょうか。
○来本健作委員長 都市計画課長。
◎鷹巣央佳都市計画課長 事業の内容としましては、連続立体交差事業により、生み出された鉄道高架下事業の賃借料となります。内訳としまして、東海旅客道用地6,101平方メートル、賃借料499万6,100円。名古屋鉄道用地が1,290平方メートルで、賃借料が81万6,708円となっております。
利用の用途としましては、自転車駐車場用地、ナビテラス用地、道路用地、防災施設用地などとなっております。
以上です。
○来本健作委員長 藤田裕喜委員。
◆藤田裕喜委員 今回お伺いしたいのは蒲郡駅より西側、名古屋方面に向かう高架下で、特に現在駐輪場駐車場となっている部分の、さらに先の部分。南北の道路を挟んでさらに西側の高架下の土地利用についてです。この部分については、現在未利用となっていると思いますが、どのような状況になっているでしょうか。また現状、何か決まっている利用方法があるでしょうか。賃借料など何らか費用が発生しているでしょうか。お伺いします。
○来本健作委員長 都市計画課長。
◎鷹巣央佳都市計画課長 東側の南北道路である都市計画道路坂本線から、西側の都市計画道路中ノ坊線までの高架下用地につきましては、JR東海所有地であり高架下利用協定に基づき、借用が可能な用地となっておりますが、現時点では当課を含めまして、利用する予定がないため、契約に至っておりません。そのため賃借料等は生じておりません。
以上です。
○来本健作委員長 藤田裕喜委員。
◆藤田裕喜委員 今後、蒲郡駅の周辺に作られる蒲郡未来キャンバスの計画が本格的に進んでいく中で、この現状未利用となっているこの高架下の土地の利用についても検討が必要になってくると考えられます。単に通路とするのか、もしくは駐車場、駐輪場とするのか、あるいは飲食店などの店舗、テナントに入っていただくなど、いろいろと想像は膨らむところではございますが、この部分の土地利用について、何か契約上の制約や法的な制限などがあるでしょうか。
○来本健作委員長 都市計画課長。
◎鷹巣央佳都市計画課長 JR東海様と本市で締結します高架下利用協定では、利用に当たり建築物、工作物を設置しようとする際には、土地管理者と協議することが明示されております。また、権利の譲渡や他社への貸付けなど制限があることから、具体的な利用形態が想定される場合には、利用者の協議により決められるものと解釈しております。
以上です。
○来本健作委員長 藤田裕喜委員。
◆藤田裕喜委員 そうしますとこの土地の利用方法については、協議で決めるということですが、JR東海が決定権を持っているという考えでよいでしょうか。市民の希望や声を反映させる余地というのはあるのでしょうか。
○来本健作委員長 都市計画課長。
◎鷹巣央佳都市計画課長 協定書に基づきまして、両者の協議によりまして決められるものと解釈しておりますが、土地の管理者の意向は大きなものがあるのではないかと考えております。
市民の声を反映させる余地があるのかという問いにつきましては、協定が市とJR東海の間で結ばれたものである以上、市が市民の声を組み上げ、協議に臨むということであれば可能だと考えております。
以上です。
○来本健作委員長 藤田裕喜委員。
◆藤田裕喜委員 未来キャンバスの計画が進んでいくにつれて、この高架下の利用方法についても、いろいろな御希望、御意見が出されることと思います。市民の皆さんの御意見、お考えを踏まえて、ぜひとも有効に皆さんのために御活用いただくということをお願いしたいと思います。この件については以上です。
これで終わります。ありがとうございました。