◆藤田裕喜委員 続きまして、13ページ、15款使用料及び手数料、1項使用料の2目民生使用料のうち、一時保育使用料549万6,710円についてお伺いします。
まず、事業内容についてお伺いします。実施園と定員についてなど、簡潔にお知らせいただければと思います。
○来本健作委員長 子育て支援課長。
◎高橋晃子育て支援課長 この一時保育使用料は、保育園の一時預かり事業の利用料になります。一時預かり事業は、保護者が急な病気や就労などによって子供を家庭で保育できないときや、子育てからのリフレッシュのためお子様を一時的に預けることができる事業になります。一時預かり事業は6園で実施をしております。三谷西、府相、塩津、形原南の4園では生後6か月から就学前のお子さんが対象で定員は1日10名、大塚西、形原北の2園では2歳児から就学前のお子さんを対象とし、定員は5名です。なお、この定員は受け入れる児童の年齢によって変わってきます。低年齢児の利用が多い場合は受け入れられる人数はもっと少なくなります。
以上です。
○来本健作委員長 藤田裕喜委員。
◆藤田裕喜委員 次に、利用料金の金額についてですが、これは年齢によって異なっていると思いますが、どのような状況かお知らせいただけますでしょうか。また、この歳入として計上されている金額については、全てこの利用料による収入という理解でよいでしょうか。
○来本健作委員長 子育て支援課長。
◎高橋晃子育て支援課長 利用料金は、給食、おやつ代は別で、4歳児以上が1日740円、3歳児が940円、ゼロ歳児から2歳児が1日2,140円となっております。1日の利用が4時間以内の場合は半額としております。なお、この事業は幼児教育・保育の無償化対象事業となりますので、無償化の認定を受けている方には、後日申請により施設等利用給付費を支給しております。昨年度の一時預かりの利用人数は207人で、利用回数は延べ3,237回でありました。収入額の549万6,710円につきましては、全て一時預かり事業の利用料金になります。
以上です。
○来本健作委員長 藤田裕喜委員。
◆藤田裕喜委員 一時保育につきましては、かねてから私も様々な課題があると感じております。順にお伺いしていきたいと思います。
まず、受入先についてですが、そもそもなぜ6園に限られているのでしょうか。もっと多くの保育園で一時保育を受け入れていただくということはできないでしょうか。
○来本健作委員長 子育て支援課長。
◎高橋晃子育て支援課長 一時預かりに関わる保育士と保育場所の確保をするのが難しいということもあり、現在6園での実施となっております。
もっと多くの保育園で実施できないかということでございますが、在園児の低年齢児も増えてきている中で、現在、できる限りの一時預かりの受入れを行わせていただいております。
以上です。
○来本健作委員長 藤田裕喜委員。
◆藤田裕喜委員 次に、利用時間についてですが、これはなぜ8時半からしか受け入れてくれないということになっているのでしょうか。例えば、仕事があって保育園に預けたいというときに、一時保育が8時半のスタートでは遅いという場合も多いのではないかと考えられます。例えば、7時半から受入れをできるようにするとか、開始時間を早めるといことはできないでしょうか。
○来本健作委員長 子育て支援課長。
◎高橋晃子育て支援課長 預かり時間に関しましては、午前8時30分から午後4時30分までとなっておりますが、朝や夕方の預かり時間の延長を希望される場合は、預ける保育園に相談をしていただいた上で対応をしていくことになります。ただし、それぞれの園によって状況は異なりますので御希望に添えないこともございますし、それぞれ園の状況というのがございますので、統一的に開始時間を早めるということは難しいというのが現状でございます。
以上です。
○来本健作委員長 藤田裕喜委員。
◆藤田裕喜委員 申込みについても希望どおりに利用できない。6日申し込んだのに4日分しか通らなかったという事例など、特に夏休みや冬休みの期間にはこうしたことが起きていることが多いようですが、希望どおりに利用できないという事例は枚挙にいとまがないということを私もよく聞いております。何とか希望どおりに利用できるよう体制を整えていただけないかと思います。お考えをお聞かせください。
○来本健作委員長 子育て支援課長。
◎高橋晃子育て支援課長 ニーズに応じた受入体制を整えていく必要があると感じております。一時預かり用の保育場所の確保や保育士の不足といった課題がございますので、すぐ全て希望どおりにというわけにはいきませんが、新たに建て替える大塚保育園では、これまで大塚地区で実施できていなかったゼロ歳・1歳児の一時預かりを新たに始める予定にしております。希望どおりの日数の預かりができない場合はほかの実施園での預かりもできますが、現在はそれぞれの保育園に申し込まなくてはならないため、御不便をおかけしているところもございます。そういった申込方法も含めて、利用しやすい制度にするよう努めてまいりたいと思います。
以上です。
○来本健作委員長 藤田裕喜委員。
◆藤田裕喜委員 一時保育の制度を何とか充実をしていただけるよう、今後も引き続きの取組をお願いしたいと思います。
以上で終わります。ありがとうございました。