◆藤田裕喜委員 では、よろしくお願いします。67ページ、2款総務費、1項11目、4、渇水に強いまちづくり事業費48万4,349円についてお伺いします。
まず、本事業費の内訳についてお知らせいただけますでしょうか。
○来本健作委員長 行政課長。
◎肥田道雄行政課長 渇水に強いまちづくり事業費48万4,349円の内訳でございますが、雨水利用簡易貯留槽購入費助成金が6件で6万6,600円、藪田公園内及び中央小学校敷地内に設置の渇水対策用井戸のポンプの電気料が36万149円、渇水時協力井戸の井戸水水質検査手数料が5万7,600円でございました。
以上です。
○来本健作委員長 藤田裕喜委員。
◆藤田裕喜委員 今御紹介いただきました事業のうち、雨水利用簡易貯留槽購入費助成金についてお伺いします。
主要施策の成果に関する報告書では40ページに記載がございますが、まず、本助成金の仕組みについて、簡潔にお知らせいただければと思います。
○来本健作委員長 行政課長。
◎肥田道雄行政課長 この助成金でございますが、渇水に強いまちづくり対策として、雨水利用のための雨水簡易貯留槽の購入費の一部を助成する制度でございます。具体的には、100リットル以上の貯留槽を設置する方に対し、購入費の2分の1、1万4,000円を上限に助成するものでございます。
以上です。
○来本健作委員長 藤田裕喜委員。
◆藤田裕喜委員 次に、実績についてお伺いします。令和5年度、2023年度の実績としては6件で6万6,600円とのことですが、過去の5年間での実績はどうだったでしょうか。
○来本健作委員長 行政課長。
◎肥田道雄行政課長 令和5年度を除いた過去5年間の実績について御報告いたします。
令和4年度は、6件で7万5,400円、令和3年度は、5件で6万8,400円、令和2年度は、10件で10万8,800円、令和元年度は、6件で7万2,500円、平成30年度は、5件で4万4,300円でございました。
以上です。
○来本健作委員長 藤田裕喜委員。
◆藤田裕喜委員 設置場所についてですが、これは、住居のみに限定されているのでしょうか、それとも住居から離れた畑などでも助成の対象となるのでしょうか。
○来本健作委員長 行政課長。
◎肥田道雄行政課長 この助成金でございますが、屋根に降った雨水を雨樋から直接集水するものを対象としておりますので、住居から離れた畑等に設置したものは対象外となるものでございます。
以上です。
○来本健作委員長 藤田裕喜委員。
◆藤田裕喜委員 貯留槽の設置に当たっては、場合によっては雨水を集めるための配管のやり直しなど、一定の工事が必要になる場合もあると思いますが、業者に施工をしてもらった場合、その費用も助成の対象となるでしょうか。
○来本健作委員長 行政課長。
◎肥田道雄行政課長 雨水貯留槽を固定するためにブロックなどの器材ですとか、雨樋など集水するための器材を購入されるケースがあるかと思います。こういった購入費については対象としておりますが、設置作業に係る費用は対象外としております。
以上です。
○来本健作委員長 藤田裕喜委員。
◆藤田裕喜委員 本制度は、国や県の補助金を利用していない市独自の制度という理解でよいでしょうか。
○来本健作委員長 行政課長。
◎肥田道雄行政課長 そのとおりでございます。
○来本健作委員長 藤田裕喜委員。
◆藤田裕喜委員 では、本制度の周知についてお伺いします。ホームページには、本事業について掲載がありますが、ほかの手段では周知の機会があるでしょうか。特に広報がまごおりやチラシの配布など、実施していることがありましたらお知らせください。
○来本健作委員長 行政課長。
◎肥田道雄行政課長 本制度の周知でございますが、市で直接行っているものはホームページでの掲載となっておりますが、雨水貯留槽を販売している店舗におきまして、事業者の方に商品のPRに加えて本制度を紹介していただいております。
以上です。
○来本健作委員長 藤田裕喜委員。
◆藤田裕喜委員 大変よく分かりました。御説明いただきましてありがとうございました。制度としては大変よい制度だと思うのですが、いまひとつ活用されていないように感じられ、少し残念に思います。
また、本事業は、基本的には渇水対策のためということですが、雨水の利用という観点からは、災害時のために備えておくとか、災害時にためておいた雨水を利用するということも考えられそうです。その意味でも本制度がもう少し活用されてもよいのではないかと感じられますので、ぜひ広報がまごおりでの周知をはじめ、制度を知っていただけるような工夫をお願いしたいと思います。この件については、以上です。