◆藤田裕喜委員 状況は大変よく分かりました。重大な事故は起きていないということでしたが、今後も安全対策をしっかりと進めていただくようお願いしたいと思います。この件については、以上です。
続きまして、95ページ、3款民生費、2項3目の2、児童館費のうち、(2)遊具・図書・庁用器具等購入費47万2,660円についてお伺いします。
まず、事業内容についてですが、本事業費で購入している物品、また、購入できる物品にはどのようなものがあるでしょうか。
○来本健作委員長 子育て支援課長。
◎高橋晃子育て支援課長 遊具・図書・庁用器具等購入費は、市内に7館あります児童館で使うための遊具・玩具・図書といった子供たちが使う備品のほかに、複写機やワイヤレスアンプ、卓上のデジタルアンプなど事務用の備品の購入費となります。各館の要望を聞き、予算の範囲で執行をしております。
以上です。
○来本健作委員長 藤田裕喜委員。
◆藤田裕喜委員 次に、事業費の内訳についてですが、令和5年度においては、どこの児童館でどのようなものを購入されたのか、主なもので構いませんので、お知らせいただけますでしょうか。
○来本健作委員長 子育て支援課長。
◎高橋晃子育て支援課長 例えば、がまごおり児童館では木の箱を手で叩いて音を出す楽器でありますカホンというものを2台購入しております。しおつ児童館では大工さんセット、ちゅうぶ児童館ではトランポリン、にしうら児童館では玉当てゲームといった遊具のほか、かたはら児童館では掃除機や下駄箱の足踏み台、みや児童館ではベンチや座卓などを購入しております。
以上です。
○来本健作委員長 藤田裕喜委員。
◆藤田裕喜委員 この項目については、2年前、令和4年の決算委員会でも取り上げさせていただきました。令和3年度の決算額は101万円ほどでしたが、児童館7館に対して101万円はあまりに少ないのではないかと問題提起をさせていただきました。
しかしながら、令和4年度の決算額は83万9,590円、令和5年度は47万円ということで、残念ながら年々減っているようです。なぜ減っているのか、その経緯や理由についてお知らせいただけますでしょうか。
○来本健作委員長 子育て支援課長。
◎高橋晃子育て支援課長 決算額が年々減っているということでございますが、備品購入費には、子供が使う遊具のほか館内の設備関係の備品や事務用の備品の購入費も含まれております。備品として購入する量や金額が多い年、少ない年がございます。昨年度では複写機やワイヤレスアンプといった高額な備品の購入はありませんでした。
毎年、児童館長の意見を聞き、必要な物品予算を要求して執行するようにしており、年度ごとに何を購入するかによって金額は大幅に変わってきます。
以上です。
○来本健作委員長 藤田裕喜委員。
◆藤田裕喜委員 児童館は、子供たちの遊び場、居場所として大変重要な施設であると思います。また、子育て中の親御さんにとっても、子供を安心して遊ばせることができるし、職員にも相談ができる、赤ちゃんサロンや読み聞かせなどのイベントも実施されている、そんな施設であると思いますし、市の子育て施策においてはなくてはならない重要な施設であると思います。そんな施設の備品の費用が、たった47万円というのは、やはりどう考えても少な過ぎるのではないかと私は思います。
児童館長さんの声を踏まえてということでしたが、私からすれば、館長さんも遠慮され過ぎているのではないかと。遠慮していて声か上がらないのではないかとすら感じます。これからは、もっと充実をしていただきたいと思いますが、お考えをお聞かせください。
○来本健作委員長 子育て支援課長。
◎高橋晃子育て支援課長 遊具などの整備につきましては、各児童館での遊具の利用状況、老朽化度を踏まえて、また、子供や保護者といった利用者の嗜好も考慮しながら充実を図ってまいりたいと思います。
ちなみに、今年度は、がまごおり児童館に念願のアップライトピアノを導入させていただきました。今後も子供にとって魅力のある児童館を目指してまいりたいと思います。
以上です。
○来本健作委員長 藤田裕喜委員。
◆藤田裕喜委員 児童館は、子供たちの大切な居場所です。今御答弁でもいただきましたように、ぜひ魅力のある児童館としていただくよう、今後、さらに充実をしていただくよう期待したいと思います。この件については、以上です。