◆藤田裕喜委員 では、お願いします。79ページ、3款民生費、1項2目の1、障害者手当給付等事業費のうち、(5)市障害者扶助料1億1,218万6,400円についてお伺いします。
まず、本事業の内容についてお伺いします。
○来本健作委員長 福祉課長。
◎小野山泰正福祉課長 本扶助料は、障害者の福祉の増進を図ることを目的としており、身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳を持つ方に市から支給される手当です。等級によって月額700円から3,000円を、年3回に分けて支給します。
以上です。
○来本健作委員長 藤田裕喜委員。
◆藤田裕喜委員 次に、事業費の内訳についてお伺いします。障害種別ごとに、身体障害児・者、知的障害児・者、精神障害がそれぞれ何名か、お知らせいただけますでしょうか。
○来本健作委員長 福祉課長。
◎小野山泰正福祉課長 令和5年度の事業費1億1,218万6,400円の障害種別ごとの内訳でございますが、年度末時点の障害種別人数でお答えさせていただきます。
身体障害者が2,660人、知的障害者が596人、精神障害者が872人、そのほかに居住地特例で19名の方がお見えになりまして、合計4,147人でございます。
以上です。
○来本健作委員長 藤田裕喜委員。
◆藤田裕喜委員 本制度を利用するための要件などは何かあるでしょうか。また、所得制限はあるでしょうか。ほかの助成金や補助金、手当などとは並行して受給できるでしょうか、お伺いします。
○来本健作委員長 福祉課長。
◎小野山泰正福祉課長 本制度は、障害児も対象としており、所得制限はなく、ほかの助成金等と並行して受給することができます。
以上です。
○来本健作委員長 藤田裕喜委員。
◆藤田裕喜委員 本制度は、国や県の補助金等を利用していない、市独自の制度という理解でよいでしょう。
○来本健作委員長 福祉課長。
◎小野山泰正福祉課長 そのとおりでございます。
○来本健作委員長 藤田裕喜委員。
◆藤田裕喜委員 直近の決算額の傾向についてお伺いしたいのですが、増加傾向にあるかどうかお知らせいただけますでしょうか。
○来本健作委員長 福祉課長。
◎小野山泰正福祉課長 ここ数年の決算額ですが、ほとんど横ばいというような状態でございます。
以上です。
○来本健作委員長 藤田裕喜委員。
◆藤田裕喜委員 高齢の方も増えてきて、また、精神障害の手帳を取得される方も増加傾向にあるという中で、今後、私としては、この障害者扶助料の支給金額は増加していく見込みがあるのではないかと感じます。人数が増えてきたので、例えば支給額を削らなければならないといったような事態が生じなければよいのですが、いかがでしょうか。お考えをお聞かせいただければと思います。
○来本健作委員長 福祉課長。
◎小野山泰正福祉課長 今後、極端に支給対象人数が増えた場合は考える必要があるかもしれませんが、今のところ支給額を減額する考えはございません。
以上です。
○来本健作委員長 藤田裕喜委員。
◆藤田裕喜委員 ぜひ今後も同じ水準で継続をしていただければと思います。この件については、以上です。