◆藤田裕喜委員 183ページ、9款教育費、4項社会教育費、4目図書館費の1番図書館管理運営事業費のうち(1)指定管理料についてお伺いします。
まず、この指定管理料1億2,867万4,000円の内訳についてお知らせください。
また、昨年度と比べて800万円近く増額となっているかと思いますが、その理由についてもお知らせいただけますでしょうか。
○青山義明委員長 庶務課長。
◎嶋田丈裕庶務課長 図書館の指定管理料1億2,867万4,000円、こちらの内訳でございますが、給与手当が5,236万2,000円、臨時雇用賃金が1,118万円、図書購入費が2,090万円、あとそのほか、樹木管理、エレベーター・自動ドアの保守管理等の委託料が710万7,000円などでございます。
800万円ほどと増えているということで、その主な理由としましては、給与手当増額部分が366万2,000円ほど、臨時雇用賃金増額分が40万円ほど、あと図書の購入費増額分が19万円、あと先ほどの委託料の増額分が76万6,000円というようになっております。
以上でございます。
○青山義明委員長 藤田裕喜委員。
◆藤田裕喜委員 今、お伺いした内訳ですと、図書館の事業については、図書館で実施している事業についてはこの中には入ってないというか、そんなに大きい金額がかかってないということでしょうか。
○青山義明委員長 庶務課長。
◎嶋田丈裕庶務課長 特に、事業というよりは管理費のほうのウエートが多くなっております。
以上でございます。
○青山義明委員長 藤田裕喜委員。
◆藤田裕喜委員 わかりました。
図書館の事業のうち、少し事業についてお伺いしていきたいと思うのですが、読み聞かせボランティアの方々が担っていらっしゃるおはなし会についてお伺いします。
どのような団体が幾つあり、また、どの程度の頻度で会を実施しているでしょうか。
○青山義明委員長 庶務課長。
◎嶋田丈裕庶務課長 読み聞かせのボランティアにつきましては、14団体ほどございます。例えば、赤い小鳥、親子で絵本を読もう会、グループおくりもの、グループひだまり、じゅげむの会、蒲郡子どもの本研究会、あとブックパートナー読み聞かせ事業部などがございます。
図書館での子供と親御さんに対する読み聞かせもありますが、ブックスタート、健康推進課のほうの会場で読み聞かせ等をしているといった事業もやっております。
以上でございます。
○青山義明委員長 藤田裕喜委員。
◆藤田裕喜委員 この読み聞かせボランティアになるための研修や養成講座などは実施しているでしょうか。
○青山義明委員長 庶務課長。
◎嶋田丈裕庶務課長 こちらの読み聞かせのボランティアにつきましては、おおむね3年に1回、初心者向けに読み聞かせ講習会を開催しております。その後、この講習会に参加した中から、希望者向けに約半年間継続的にフォローアップ勉強会を開催した後、実際に図書館で読み聞かせボランティアとして活動していただいております。
既に活動中のボランティア向けには、3年に1回ほどステップワーク講習会や紙芝居講習会なども開催しております。
以上でございます。
○青山義明委員長 藤田裕喜委員。
◆藤田裕喜委員 今の話ですと、初め、まず初心者向けに行い、その後フォローアップをして活動に入っていただくと。また、今読み聞かせボランティアをされている方々にも、これは定期的に、あるいは義務的にやっているといったような状況ですか。どのような状況かお知らせいただければと思います。
○青山義明委員長 庶務課長。
◎嶋田丈裕庶務課長 大体、開催頻度はおおむね3年に1回程度ということでございます。
受講を極力していただいているのですが、ボランティアなるためには、受講以外にも、その方の実績だとか面談を通じて既存のボランティアグループに入っていただいたり、そういった方法も採用しております。
以上でございます。
○青山義明委員長 藤田裕喜委員。
◆藤田裕喜委員 わかりました。
たかが読み聞かせと思われる方もあるかもしれませんけれども、いろいろ、読み聞かせについても、子供に向かって聞かせればよいというのではなく、いろいろなノウハウがありますし、家で親から子供に一対一で読み聞かせるような場合とは少し違う知識や技術が必要というように、私もいろいろ勉強させていただいて知りました。
今、お話ですと、今ボランティアされている方にもステップアップでされているということなので、それはぜひ続けていただきたいなというように感じています。
特に、ボランティアを長年されている方は自己流とか経験則でやってしまっているという場合もあるように聞いていまして、読み聞かせの質の担保という観点からすると、いろいろ差があって課題があるというようなことも聞いております。ですので、ぜひそういった意味では、3年に1回よりも頻度を増やしていただくとか、もう少し参加を義務化するとか、そういった義務化しているような自治体もあるというようにも聞いておりますし、毎年講習会をやっているようなところもあるということですので、子供たちに及ぼす影響についてもぜひ踏まえていただきまして、毎年実施すること、あるいは義務化することはぜひ御検討いただければというように思います。この項目は以上で終わります。