何をしているの?

人権啓発活動について(2022年3月・予算委員会)

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◆藤田裕喜委員 続きまして、59ページ、2款総務費、1項総務管理費、1目一般管理費の14番、市民相談等事業費のうち、(4)地域人権啓発活動活性化事業費100万円についてお伺いします。
 まず、本事業費の内訳等、事業内容についてお知らせいただけますでしょうか。

○大場康議委員長 市民課長。

◎大岡雅道市民課長 この事業は愛知県からの委託を受けて、地域の人権擁護委員と協力し、住民に住みやすく地域に密着した多様な啓発活動を実施することにより、人権に対する正しい理解や人権尊重意識の普及高揚を図ることを目的とした事業でございます。
 委託先市町村につきましては4市、豊橋市、豊川市、蒲郡市、田原市の持ち回りで実施され、令和4年度につきましては、蒲郡市で実施する予定でございます。
 事業内容といたしましては、人権啓発講演会、人権花運動、人権教室、人権週間にちなんだ啓発活動を実施してまいります。事業の内訳でございますが、消耗品費として63万5,000円、これにつきましては、花の苗・腐葉土等10万円、啓発活動用の紙のペンや消しゴム、コットンバッグ、マスク、懸垂幕等で53万5,000円、印刷製本費として16万5,000円、これにつきましては、講演会用のポスター、人権啓発チラシ作成等でございます。
 また、委託料といたしまして20万円、これにつきましては、講演会の講師料でございます。
 以上です。

○大場康議委員長 藤田裕喜委員。

◆藤田裕喜委員 本事業はどのような趣旨の事業を実施するということが期待されているでしょうか。また令和4年度においては、どのような事業を予定されているでしょうか。お伺いします。

○大場康議委員長 市民課長。

◎大岡雅道市民課長 先ほども説明させていただきましたが、人権啓発講演会、人権花運動、人権教室など、地域の人権擁護委員と協力し、住民に親しみやすく、地域に密着した多様な啓発活動を実施していきたいと考えております。
 まず人権啓発講演会でございますが、4年前の平成30年度につきましては、蒲郡市民会館中ホールにおいて、女流落語家立川こはる氏を講師に招き、福祉課の自殺防止事業と共同で実施をいたしました。令和4年度につきましては、協働まちづくり課と共同で実施する予定でございます。
 人権花運動につきましては、地域の小学校から1校、令和4年度につきましては蒲郡南部小学校を選定し、児童が協力し合いながら花を育てることにより、協力や感謝することの大切さを生きた教育として学び、命の尊さや人権尊重の意識を育み、情操をより豊かにすることを目的として実施し、人権啓発活動教育の推進につなげていきたいと考えております。
 また人権教室につきましては、保育園、幼稚園、小学校に出向き、人権童話・人権絵本朗読やDVDによる人権教育をはじめ、代表による人権擁護委員を中心に提案した議題について、全校生徒が意見を述べ討論する形で進行する中学生による一日人権委員会、応募された人権についての作文や習字、標語など、優秀作品の展示などを行っていきたいと考えております。
 人権啓発活動につきましては、人権擁護委員による蒲郡まつりをはじめとした啓発活動や、人権集会に合わせて啓発用の懸垂幕を作成いたしまして、市役所来庁者等にチラシや啓発物品の配布などを行って、人権意識の高揚を図ってまいりたいと思っております。
 以上です。

○大場康議委員長 藤田裕喜委員。

◆藤田裕喜委員 前回の平成30年の講演会の事業には私も参加をさせていただきまして、また翌年の決算審査特別委員会でも、本事業に関連した質疑をさせていただきました。4つの種類の事業を予定している中で、特に講演会の事業については、ぜひ講師の方としっかりと事前の打ち合わせをしていただき、事業の趣旨と講演会の内容が合うようなものにしていただけるよう、しっかりと御準備をいただくようお願いしたいと思います。
 以上で終わります。ありがとうございました。

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