◆藤田裕喜委員 続きまして、予算説明書の409ページ、資本的支出の1款3項1目の長期貸付金のうち、1、看護師等修学資金貸付金1,104万円についてお伺いします。
本制度は、1992年(平成4年)に創設されてから、かれこれ30年以上が経過しております。一番直近の改正は平成21年で、助産師への貸与月額が6万円から12万円に引き上げられたという改正でした。看護師については4万円という状況になっています。
まず、これまでの実績についてお伺いします。延べどのくらいの人数に対してどのくらいの金額を貸与したか、お知らせいただけますでしょうか。
○来本健作委員長 管理課長。
◎廣中利則管理課長 看護師等修学資金貸付金につきましては、延べ198人に対しまして1億6,081万円、平均で1人当たり約81万円を貸与してございます。
以上です。
○来本健作委員長 藤田委員。
◆藤田裕喜委員 看護師に対する貸与月額についてですが、近年の物価高などの経済情勢を踏まえ、また、ほかの病院との競争力を高めるという観点からも、4万円という金額は決して十分とは言えないのではないか。時代に合わせてもっと増額していくこと。例えば、10万円まで引き上げることなど検討してもよいのではないかと感じます。人材確保策としても重要な1つの方策であると思いますので、ぜひ目に見える形で見直すことを検討していただきたいと思います。お考えをお聞かせください。
○来本健作委員長 管理課長。
◎廣中利則管理課長 現状一番多く採用させていただいているソフィア看護専門学校の入学金が、今、年15万円でございます。対しまして月4万円の修学資金というものにつきまして、十分手当されていると考えています。しかしながら、時代の情勢でありますとか、今後、検討していく余地はあるかと考えております。
以上です。
○来本健作委員長 藤田委員。
◆藤田裕喜委員 いろいろな状況の変化もありますので、ぜひ今後の在り方について御検討をいただければと思います。
この件については以上です。
以上で終わります。ありがとうございました。