◆藤田裕喜委員 では、お伺いします。予算説明書の255ページ、国民健康保険事業特別会計、歳出の4款1項1目の1、保健衛生普及事業費のうち、(5)脳ドック助成費154万5,000円と予算説明書の277ページ、後期高齢者医療事業特別会計、歳出の3款1項1目の1、後期高齢者医療保健事業費のうち、(3)脳ドック助成費68万7,000円について、それぞれ会計は違いますが、同種の事業ですので、併せてお伺いしたいと思います。
まず、脳ドックについては、国民健康保険と後期高齢者医療保険とそれぞれにおいて助成事業が実施されているわけですが、年齢の区分けがあるというほかに、両者の事業において何か違いがあるでしょうか、お伺いします。
○来本健作委員長 保険年金課長。
◎柴田剛広保険年金課長 国民健康保険と後期高齢者の脳ドック、どちらも検査内容については変わりはございません。ただ、令和7年度からは認知・情動機能検査というものが追加されます。75歳以上は必須となり、75歳未満に関しては任意という形になりますが、令和7年度から検査項目が追加ということになります。
以上です。
○来本健作委員長 藤田委員。
◆藤田裕喜委員 次に、それぞれの実績についてお伺いします。直近の3年間で年間どのくらいの方々が利用されているでしょうか。
○来本健作委員長 保険年金課長。
◎柴田剛広保険年金課長 まず、国保のほうからお知らせします。令和4年度が定員80人に対して80人、令和5年度も定員80人に対して80人、令和6年度に関して、今年度ですが、途中ではございますが、定員を10人増やし定員90人としまして、今、90人全員実施しております。100%ということでございます。また、後期高齢者医療保険に関しましては、令和4年度が30人のところ27人、令和5年度は30人で30人、令和6年度、こちらも定員を10人増やしまして、40人のところを35人という結果になっております。
以上です。
○来本健作委員長 藤田委員。
◆藤田裕喜委員 国民健康保険の場合、ここ3年は定員がいっぱいになっているようですが、その理由についてはどのようにお考えでしょうか。
○来本健作委員長 保険年金課長。
◎柴田剛広保険年金課長 一応申込みから1カ月ぐらいで大体6割の方が申込みをされています。その後は順次ということで、12月ぐらいになりますと定員いっぱいになるというふうになっております。その結果としてどう考えるかということですが、それなりに意識の高い方は早めに来ていただいているのかな。併せて人間ドックの申込みと一緒にセットでという考え方の方もいらっしゃいます。ですので、人間ドックは早めに申し込まないとというときに一緒にという方が多いのかなというふうには思っております。
以上です。
○来本健作委員長 藤田委員。
◆藤田裕喜委員 脳ドックについては50歳以上からしか受診ができませんが、このように対象年齢を区切っている理由は何でしょうか。
○来本健作委員長 保険年金課長。
◎柴田剛広保険年金課長 日本脳ドック学会というのがございます。そちらのほうで脳ドックを受けたほうがいいよという方に対して、どのような人が対象かというお話になりますが、高血圧の方、糖尿病の方、高脂血症の方、このような方は受診したほうがいいですよというのはございます。その中で、国保の方たちについて、今お話ししたような病気を持った方の割合というのが40代から50歳になると2倍以上に跳ね上がりますので、50歳からという形にしております。
以上です。
○来本健作委員長 藤田委員。
◆藤田裕喜委員 では、実際にどのような方々の受診が多いのでしょうか。
○来本健作委員長 保険年金課長。
◎柴田剛広保険年金課長 大体50代で1割、60代、70代で8割以上ということで、男女の差はございません。そういう結果になっております。
以上です。
○来本健作委員長 藤田委員。
◆藤田裕喜委員 本事業の周知方法についてもお伺いします。どのように広報されているかお知らせください。
○来本健作委員長 保険年金課長。
◎柴田剛広保険年金課長 基本的には広報がまごおりとホームページ、あと、蒲郡市民病院のほうで見られたことがあるかなと思いますが、デジタルサイネージのほうで通年、国保や後期のお知らせとともに、一緒に流しております。また、人間ドックの申込みにみえたときに、どうですかということも勧めております。
以上です。
○来本健作委員長 藤田委員。
◆藤田裕喜委員 脳ドックの受診は1日1件に限っているとのことですが、その理由は何でしょうか。
○来本健作委員長 保険年金課長。
◎柴田剛広保険年金課長 先ほどの企業会計での脳ドックの話で病院のほうから答弁があったと思うんですが、診療の合間にということで調整しながらやらせていただいております。
以上です。
○来本健作委員長 藤田委員。
◆藤田裕喜委員 また2年に1回しか受診できないとしている理由は何でしょうか。
○来本健作委員長 保険年金課長。
◎柴田剛広保険年金課長 定員のこともございます。それから、あと毎年可能にしますと、健康意識の高い方が毎年受検して、特定の方になってしまうので、そういうことを防ぎながら調整をしております。症状が出るような方がございましたら、普通に市民病院のほうに行って診療していただければと思います。
以上です。
○来本健作委員長 藤田委員。
◆藤田裕喜委員 大変よくわかりました。もっと多くの方に受けていただけるとよいかなと思いますので、私からは、ぜひ定員のさらなる増加をお願いしておきたいと思います。この件については以上です。ありがとうございました。
以上で終わります。