◆藤田裕喜委員 それではお伺いします。予算説明書の187ページ、9款1項3目の8、教育相談事業費のうち(8)スクールソーシャルワーカー経費647万2,000円についてお伺いします。
スクールソーシャルワーカーについては、令和6年9月の定例会に取り上げさせていただき、その際、1名では業務の負担が大きいため増員するよう求めました。早速、新年度の予算で御対応いただきありがとうございます。詳しい内容についてお伺いしていきたいと思います。
まず、本事業費の内訳についてお伺いします。特にスクールソーシャルワーカーの採用に当たっては愛知県が3分の1を負担してくれるということでしたが、新年度についても同様の対応となっているのかをお知らせください。
○来本健作委員長 学校教育課長。
◎宇野晶由学校教育課長 本事業費の内訳につきましては報酬が389万1,000円で、手当が149万2,000円、共済費、旅費、委託料を含め2名で647万2,000円となっております。補助金の交付割合につきましては、県が3分の1で、市が3分の2という状況になっております。
以上です。
○来本健作委員長 藤田裕喜委員。
◆藤田裕喜委員 新規に採用される予定の方の勤務形態についてお知らせいただけますでしょうか。また、正規職員なのか、会計年度任用職員なのかも併せてお知らせください。
○来本健作委員長 学校教育課長。
◎宇野晶由学校教育課長 任用形態につきましては、会計年度任用職員としての採用です。勤務形態については、週20時間以内で年間1,000時間程度というようになっております。
以上です。
○来本健作委員長 藤田裕喜委員。
◆藤田裕喜委員 もう一点、増員する1名の方についてお伺いします。この方はどのような専門的知識、専門分野をお持ちで、どのような資格を有している方かお知らせいただけますでしょうか。
○来本健作委員長 学校教育課長。
◎宇野晶由学校教育課長 現在、御勤務をしていただいている方と同様に社会福祉士の免許をお持ちの方でございます。
以上です。
○来本健作委員長 藤田裕喜委員。
◆藤田裕喜委員 新年度から2名体制になるということですが、現在お願いしている方との役割分担についてはどのように考えていらっしゃるでしょうか。令和6年9月定例会においては、2名に増員した場合、例えば、市の東西で担当を分けることや地区ごとに分けることなど御提案を申し上げました。現時点でのお考えをお聞かせください。
○来本健作委員長 学校教育課長。
◎宇野晶由学校教育課長 当面の間、新しく採用する方につきましては、学校教育課のほうで御勤務いただき、現在勤務していただいている方との情報共有や、関係機関、学校との連携をまずは図っていただく予定でございます。
今後の体制につきましては、委員から御提案いただいた方法に加え、学校を拠点にする運用や、不登校支援教室との連携など、児童生徒及び家庭での支援を進める上で最善の方法を検討した上で決定していきたいというように考えております。
以上です。
○来本健作委員長 藤田裕喜委員。
◆藤田裕喜委員 今後についてもお伺いします。新年度は2名体制ですが、さらなる増員の可能性があるのかどうか、お考えをお聞かせください。
○来本健作委員長 学校教育課長。
◎宇野晶由学校教育課長 まずは2名体制で、年々相談件数が増えている状況にございますので、しっかりと2名で対応していきたいというように考えております。その上で、今後検討していく運用方法にあわせて増員が必要となった場合につきましては、採用のほうも考えいきたいと思っております。
以上です。
○来本健作委員長 藤田裕喜委員。
◆藤田裕喜委員 ぜひお願いします。また、効果的な配置についても引き続きの御検討をお願いしたいと思います。学校と子供たち、家庭を取り巻く問題がスクールソーシャルワーカーの方々の動きによって、1つでも多く解決に向かうことを期待したいと思います。この件については以上です。