◆藤田裕喜委員 次に予算説明書の169ページ、7款5項3目の4、施設維持管理事業費のうち(11)公園長寿命化対策支援工事費5,340万円についてお伺いします。まず、予算の内訳についてです。どこの公園のどの遊具を更新する予定なのか、お知らせいただけますでしょうか。
○来本健作委員長 都市計画課長。
◎鷹巣央佳都市計画課長 令和7年度の事業内容につきましては、向山公園の遊具更新となります。更新の対象となる遊具は、砂場やブランコ、またゾウを模した滑り台や、築山などのコンクリート遊具の合計10基でございます。それらの遊具を更新するための工事費として5,250万円を計画しております。
以上です。
○来本健作委員長 藤田裕喜委員。
◆藤田裕喜委員 公園長寿命化計画の進捗状況についてもお伺いします。当初の予定からは変更になっているかと思いますが、現在の状況についてお知らせいただけますでしょうか。
○来本健作委員長 都市計画課長。
◎鷹巣央佳都市計画課長 令和3年度から公園施設の長寿命化対策を実施しておりまして、公園遊具につきましては、令和6年度までの4年間で12公園、27基の遊具を更新しております。
計画の全体の進み具合としまして、概ね計画の6割程度となっております。
以上です。
○来本健作委員長 藤田裕喜委員。
◆藤田裕喜委員 向山公園の遊具については令和6年9月の決算委員会において、地元の小学生のお子さんからのお手紙を紹介しながら、そのお手紙をくださったお子さんの思いとしても、また私自身の思いとしても、小さい頃からよく遊んだ大変思い入れのある遊具として、更新については見直していただきたいとお願いを申し上げました。その後どうなったのかということについて、検討の経緯と結果をお知らせいただけますでしょうか。
○来本健作委員長 都市計画課長。
◎鷹巣央佳都市計画課長 藤田委員から御紹介いただきましたお手紙のように、公園の遊具でここまで愛着を持っていただけるというのは、大変私どもとしてはありがたく感じております。地元の子供たちへの説明方法につきましては、現時点で決定しておりませんが、学校側から遊具の件についてお声がけをいただいております。今後のことにつきましては、あくまで調整が必要となりますので明確にはお答えできませんが、公園の遊具について、学校側の方で私どもから説明するとともに、要望の聞き取りを行いまして、公園について一緒に考える機会というのを授業等々で設けていくことができれば大変いいのではないかという形で考えております。
以上です。
○来本健作委員長 藤田裕喜委員。
◆藤田裕喜委員 学校から御連絡があって相談をいただいたということで大変よかったですし、私も大変うれしく思います。更新するという方針は変わらないということは理解をいたしましたが、子供たちにとっても大変よい機会となりなると思いますので、ぜひ丁寧に進めていただきたいと思います。子供たちには老朽化した遊具の現状や危険性について、まずは学んでもらい、その上でどのような遊具で遊びたいか、どのような遊具が公園に欲しいか、どんな公園にしたいか、そのあたりをぜひ子供たちにしっかりと考えてもらい提案をしていただくという形にできるといいのではというように思います。子供たちにアイディアを出してもらってもいいですし、子供たちの案の中から投票してもらうとか、幾つかを選ぶとか、そのような形でもよいかなと思います。ぜひ前向きな創造的な事業にしていただけたらと思います。手紙を書いて出されたという行動を起こしたということが、いろいろな人を巻き込んで動かすことにつながりましたし、自分たちの手で解決策を考えていくことにつながっていくというプロセス自体が大きな学びそのものですし、子供たちには本当にすばらしい経験になることと思います。どのような授業になるか、またどのような遊具になるか私も楽しみにしておりますし、また、ぜひ状況をお知らせいただければありがたいです。この件については以上です。ありがとうございました。