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市役所におけるキャッシュレス決済、オンライン決済の推進について(2025年3月・予算委員会)

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◆藤田裕喜委員 では、すみません、お伺いします。
 予算説明書の59ページ、2款1項1目の9、業務改革推進事業費の(6)キャッシュレス決済経費23万6,000円についてお伺いします。
 まず、事業内容についてお伺いします。本予算はどのような決済に係る経費でしょうか。

○来本健作委員長 デジタル行政推進課長。

◎小島弘明デジタル行政推進課長 業務改革推進事業費におけるキャッシュレス決済経費につきましては、市役所窓口での決済とオンライン申請に付随する手数料等の決済に係る経費となります。
 以上です。

○来本健作委員長 藤田裕喜委員。

◆藤田裕喜委員 では、窓口における決済とオンラインにおける決済のそれぞれの内訳についてお知らせいただけますでしょうか。

○来本健作委員長 デジタル行政推進課長。

◎小島弘明デジタル行政推進課長 キャッシュレス決済経費として23万6,000円を予算計上しておりますが、それぞれの決済における経費の内訳としまして、窓口での決済は基本料金として年額18万7,440円、また、窓口決済端末における手数料として決済金額に対し2から3%の手数料がかかることから、3万6,000円を見込んでおります。オンライン申請に付随する手数料等の決済では、決済金額に対し3.5%の手数料がかかり、1万2,000円を見込んでおります。
 以上です。

○来本健作委員長 藤田裕喜委員。

◆藤田裕喜委員 では、窓口における決済についてお伺いします。
 いつから、どの窓口に幾つの端末が配置されているのでしょうか。また、どのような決済手段に対応しているのでしょうか。

○来本健作委員長 デジタル行政推進課長。

◎小島弘明デジタル行政推進課長 まず、窓口での決済の対応状況としまして、クレジットカードや交通系電子マネー、コード決済に対応できる決済端末を令和4年12月から市民課に2台、税務課、休日窓口センターと計4台設置しております。
 以上です。

○来本健作委員長 藤田裕喜委員。

◆藤田裕喜委員 次に、オンラインにおける決済についてお伺いします。
 いつから、どのような手続に対応しているのでしょうか。また、どのような決済手段に対応しているのでしょうか。

○来本健作委員長 デジタル行政推進課長。

◎小島弘明デジタル行政推進課長 オンライン申請に伴うキャッシュレス決済については、LoGoフォームの機能を活用して対応しております。実際に使っている例といたしましては、令和4年10月から税証明の発行申請、令和5年8月から住民票の写し等の発行申請、また、令和6年2月からは粗大ごみ戸別収集申込みについてもオンラインでのキャッシュレス決済を始めております。申請者は、必要事項をフォームに入力することで決済額が計算され、クレジットカード、またはPayPayによる決済が可能となっております。
 以上です。

○来本健作委員長 藤田裕喜委員。

◆藤田裕喜委員 では、キャッシュレス決済によるメリットについてお伺いします。
 キャッシュレス決済を導入すると業者に対して支払う手数料が発生し、基本、それが件数に応じて増加していくことなど、デメリットも生じてしまうと思いますが、これを上回るメリットがあるのかどうか、お知らせいただけますでしょうか。また、事例などがありましたら御紹介いただければと思います。

○来本健作委員長 デジタル行政推進課長。

◎小島弘明デジタル行政推進課長 キャッシュレス決済によるメリットとしましては、利用者の利便性向上のみならず、釣銭の用意や現金の計算や取扱いに関する事務が削減され、職員の業務負担軽減に効果があるものと考えております。一例としまして、粗大ごみ収集予約受付に関する業務をオンライン申請で完結できる仕組みを始めましたところ、これまで対面や電話で予約やシール購入手続を受けていたものが、予約から購入までオンラインで完結できる仕組みができたことで、確認を行った2月1日から3月22日の間で約4割がオンラインでの受付となり、電話対応件数の削減や電話で聞き取りを行うより正確な情報を得ることができるようになったといった効果が寄せられております。
 以上です。

○来本健作委員長 藤田裕喜委員。

◆藤田裕喜委員 では、業者に対して支払う手数料について、決算額の最近の推移をお知らせいただけますでしょうか。

○来本健作委員長 デジタル行政推進課長。

◎小島弘明デジタル行政推進課長 キャッシュレス決済に関する手数料の決算額としまして、窓口での決済手数料は、令和4年度は12月から3月分で2,778円、令和5年度は1万2,552円。なお、令和6年度は2月分までとなりますが、1万6,919円となっております。また、オンライン申請に付随する決済手数料の決算額としまして、令和4年度12月から3月分で149円、令和5年度は3,149円。なお、令和6年度は2月分までですが、4,778円となっております。
 以上です。

○来本健作委員長 藤田裕喜委員。

◆藤田裕喜委員 今後の可能性についてお伺いします。
 私もキャッシュレス決済の導入はデメリットを上回る効果が大きいと考えておりますので、ぜひとも導入を拡大すべき、特に公共施設での決済を広げていくべきであると考えているのですが、お考えをお聞かせいただけますでしょうか。

○来本健作委員長 デジタル行政推進課長。

◎小島弘明デジタル行政推進課長 キャッシュレス決済の推進につきましては、キャッシュレス決済手段の多様さに加え、周辺機器等の整備も視野に入れた検討も必要であり、各窓口や手続の固有の事情、また住民ニーズや利用状況、費用対効果についても勘案しながら、市民の利便性向上、窓口事務効率化に向け、市内公共施設など、キャッシュレス対応窓口の拡大や手続の拡充に取り組んでまいりたいと考えております。
 以上です。

○来本健作委員長 藤田裕喜委員。

◆藤田裕喜委員 分かりました。今後の取組に期待をさせていただきたいと思います。
 この件については以上です。ありがとうございました。

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