◆藤田裕喜委員 続きまして、予算説明書の97ページ、3款1項3目の1、老人福祉事業費の(18)健康用具処分委託料91万9,000円についてお伺いします。
健康用具とはヘルストロンという機器のことですが、この件については令和5年3月の予算審査特別委員会でも取り上げさせていただきました。今回、このヘルストロンの利用が終了するということで、内容についてお聞きしていきたいと思います。
まず、処分に至る経緯についてお知らせいただけますでしょうか。
○来本健作委員長 長寿課長。
◎柴田好範長寿課長 ヘルストロンは、高電圧、微電流により体に電気を流して肩こりなどを改善するなどのうたい文句の電位治療器でして、昭和58年度から公民館等の市内10カ所の施設、28台、55脚に設置をしております。無料利用できますので多くの市民の皆様に御利用いただいてきました。毎年保守点検をしてきましたが、当市設置機種につきましては既に生産中止で、故障時の代替部品が入手困難なため、メンテナンス会社より今年度末で保守サービスを終了する旨の通知が届きました。これを受けましてヘルストロン使用を終了することとしたものでございます。
以上です。
○来本健作委員長 藤田裕喜委員。
◆藤田裕喜委員 予算額91万9,000円についてですが、これは全て処分費用ということでよいでしょうか。また、金額としては大きく感じられますが、費用が多くかかっている理由があるのでしょうか。また何台を処分するのか、1台当たり幾らかかるのか、お知らせいただけますでしょうか。
○来本健作委員長 長寿課長。
◎柴田好範長寿課長 91万9,000円は全て処分費となります。ヘルストロン処分は産業廃棄物としての取扱いになりますので、専門業者から見積りを徴収したところ、16台32脚でこの金額とのことでありました。残る台数につきましては、レンタルを予定している事業者が無料で引き取るよう調整を行いました。処分単価ですが、1台につき2脚がセットとなりまして5万7,437円となります。
以上です。
○来本健作委員長 藤田裕喜委員。
◆藤田裕喜委員 今後新規の購入はしないという理解でよいでしょうか。
○来本健作委員長 長寿課長。
◎柴田好範長寿課長 1台当たりの新規購入費が税込みで80万円程度が平均相場となります。そこに保守点検費用が必要となり、大変高価なものとなりますので、新規の購入は考えておりません。
以上です。
○来本健作委員長 藤田裕喜委員。
◆藤田裕喜委員 では、今後使いたいという人がいた場合、どこで利用ができるのでしょうか。
○来本健作委員長 長寿課長。
◎柴田好範長寿課長 今後につきましては、地元総代及び公民館長などとお話をしまして、一部熱心な利用者が存在することも踏まえまして、寿楽荘に2台、勤労福祉会館に3台、形原公民館、西浦公民館にそれぞれ2台ずつの計4カ所9台を当面の間、レンタルにて利用できるようにしていきたいと考えております。
○来本健作委員長 藤田裕喜委員。
◆藤田裕喜委員 今後は4カ所9台になるということでしたが、ほかの箇所について、現在使用されている機器の使用終了や撤去のタイミングについて、利用されている方々にはどのようにお知らせしていくのでしょうか。
○来本健作委員長 長寿課長。
◎柴田好範長寿課長 機器のほうは3月31日をもちまして使用終了をさせていただきます。その後はできるだけ早いうちに撤去いただくよう撤去業者と話をしてまいります。実際の撤去まで何日かの時間がありますが、使用停止とさせていただきます。こうした案内につきましては、今年1月中旬の公民館主事会にてお知らせをしておりまして、その後、各施設におきまして、その旨の掲示をいただいております。
以上となります。
○来本健作委員長 藤田裕喜委員。
◆藤田裕喜委員 ぜひトラブルのないようにお願いしたいと思います。
今後はヘルストロンを撤去したスペースについてはどのように活用される予定でしょうか。何かお考えがあればお知らせいただければと思います。
○来本健作委員長 長寿課長。
◎柴田好範長寿課長 撤去後のスペースは、面積的に畳1枚から2枚分程度かと思われますが、この話を公民館長などと話させていただいた折に、どの施設も撤去後のスペースの使い道はあれこれもう算段されておられましたので、各施設において御活用いただくことになろうかと考えております。
以上です。
○来本健作委員長 藤田裕喜委員。
◆藤田裕喜委員 分かりました。各施設においてスペースが有効活用されることを期待したいと思います。
この件については以上です。ありがとうございました。