◆藤田裕喜委員 お伺いします。まず、予算説明書の67ページ、2款1項6目の1、庁舎管理事業費のうち、(11)電気自動車用充電機器工事費470万円についてお伺いします。
まず今回の予算の充電機器についてですが、設置場所と設置箇所数、また、普通充電か急速充電かについてお知らせいただけますでしょうか。
○来本健作委員長 行政課長。
◎肥田道雄行政課長 電気自動車用充電機器につきましては、公用車の更新に合わせまして、北棟公用車駐車場の3階に普通充電設備を5基設置するものでございます。
以上でございます。
○来本健作委員長 藤田裕喜委員。
◆藤田裕喜委員 公用車用駐車場ということですので、一般来庁者の利用はできないという理解でよいでしょうか。
○来本健作委員長 行政課長。
◎肥田道雄行政課長 そのとおりでございます。
○来本健作委員長 藤田裕喜委員。
◆藤田裕喜委員 今後の充電機器の設置に当たっても、公用車用の機器と一般来庁者用の機器と分けて設置をしていくという流れになるのでしょうか。あるいは共用していく可能性もあるのでしょうか、お考えをお聞かせください。
○来本健作委員長 行政課長。
◎肥田道雄行政課長 北棟公用車駐車場につきましては、公用車専用の駐車場となりますので一般来庁者の方の利用はできないというものでございます。今後につきましても、公用車を管理する上で専用の駐車場が必要というように考えておりますので、現時点で共有する考えは持ってございません。
以上です。
○来本健作委員長 藤田裕喜委員。
◆藤田裕喜委員 今回、5か所の機器設置について470万円の費用がかかっているということですが、業者によっては初期費用や工事費、電気代を業者が負担し、利用者の利用料によって機器や充電サービスを維持するというビジネスモデルを展開しているケースもあるようです。このようなサービスを検討したかどうか。また、今回のように自前で機器を設置するという判断になった理由や背景をお知らせいただけますでしょうか。
○来本健作委員長 行政課長。
◎肥田道雄行政課長 藤田委員御提案の民間事業者によるビジネスモデルについて、これまでに検討したかどうかといった御質問かと思いますけれども、来庁者用の充電設備につきましては検討したという経緯がございます。
具体的には、本市がゼロカーボンシティの実現を目指し、温室効果ガス排出量削減に向けた取組を推進する中で、今年度ゼロカーボンシティ推進室が全庁的に電気自動車用の充電設備を設置した取組の一環といたしまして、市役所敷地内に充電設備を2台設置しております。北棟ではなく市役所敷地内というところでございます。設置に当たりまして初期費用や工事費用は事業者が負担をし、市は電気代のみを負担しているというものでございます。これに対しまして、公用車向けの充電設備として民間事業者によるビジネスモデルを検討した経緯といったものはございません。過去に補助金の活用を検討したことはございますが、補助メニューの条件が合わないことなどの理由から、これまでは自前での設置を進めてきたものでございます。
以上でございます。
○来本健作委員長 藤田裕喜委員。
◆藤田裕喜委員 では、電気自動車用充電器の設置について、今後の方針についてお考えをお聞かせください。
○来本健作委員長 行政課長。
◎肥田道雄行政課長 設備の導入に当たりましては、日々情報収集をしまして、できるだけ公費を抑えていく手法を研究していく必要があるというように考えております。先ほど御提案いただきました民間事業者によるサービスにつきましては、公用車専用の充電設備がその対象となり得るのかどうかですとか、また、北棟の公用車駐車場は区画が狭くてスペース的にも余裕がありませんので、充電機器の設置が物理的に可能かどうかといったことの確認も必要というように考えております。
それから初期投資の費用が抑えられるというメリットもございますけれども、かわりに利用料が発生するということで、トータルでその費用面でのメリットを見込むことができるのかどうかといった検討も必要ではないかと思います。
今後、ゼロカーボンシティ推進室をはじめとする関係部署とも連携を図りながら、いろいろ研究してまいりたいというように考えております。
以上でございます。
○来本健作委員長 藤田裕喜委員。
◆藤田裕喜委員 大変よく分かりました。様々なサービスが出されていると思いますので、よく御研究をいただければというように思います。
この件については以上です。ありがとうございました。