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体育センターの廃棄物撤去について(2022年9月・決算委員会)

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◆藤田裕喜委員 それではお伺いします。163ページ、9款教育費、5項保健体育費、2目体育施設費の5、市民体育館耐震長寿命化事業費のうち(3)市民体育館内部廃棄物撤去委託料356万9,500円についてお伺いします。
 まず、本事業にかかった費用の内訳と、それから委託先についてお知らせいただけますでしょうか。

○尾崎広道委員長 スポーツ推進課長。

◎磯貝友宏スポーツ推進課長 廃棄物撤去委託料の内訳ですが、全ての費用は廃棄物撤去のための費用であります。その中で特にPCB廃棄物の処理として165万8,800円を支出しております。
 委託先は、PCB廃棄物処理委託については、低濃度のものについては浜松市の株式会社太洋サービス、高濃度のものについては北九州市の中間貯蔵環境安全事業株式会社、通称JESCOというところですが、こちらへ委託しております。それ以外の廃棄物の委託先は、市内のマルカ建設株式会社に委託しております。
 以上です。

○尾崎広道委員長 藤田裕喜委員。

◆藤田裕喜委員 具体的に廃棄された物品についですが、どのようなものがあったでしょうか。どのようなものを廃棄されたかお知らせください。

○尾崎広道委員長 スポーツ推進課長。

◎磯貝友宏スポーツ推進課長 先ほど御説明しましたPCB廃棄物につきましては、低濃度PCB含有廃棄物として登録済みであります昭和42年製造の油遮断機と変圧器を処分しております。また、高濃度のPCB含有廃棄物については、こちらは特に蛍光灯の安定器になりますが、令和2年10月に新たに見つかりましたので、直ちに追加登録をし、昨年度、処分をしております。
 PCB廃棄物以外では、例えばぼろぼろの更衣室のロッカーだとか、競技場げた箱、競技場内の机や椅子、壊れたテントの骨組み、ソファーやすのこなどの処分を行っております。
 以上です。

○尾崎広道委員長 藤田裕喜委員。

◆藤田裕喜委員 以前の体育センターには古くて使っていない備品や壊れた備品など、様々な使えないものが保管してあったかと思うのですが、本事業費によって全て撤去されており、現在は、そうした不用なものや廃棄物は館内にはもう置かれてないという理解でよいでしょうか。

○尾崎広道委員長 スポーツ推進課長。

◎磯貝友宏スポーツ推進課長 基本的に残っているものはございません。ただし、現在、武道館の改修工事を行っておりまして、そちらから出た廃棄物を一時的に置いているものはございます。
 以上でございます。

○尾崎広道委員長 藤田裕喜委員。

◆藤田裕喜委員 廃棄の対象となったもののうち再利用ができるようなものはなかったでしょうか。市民の皆さんに無償で提供するとか、あるいはリサイクルして販売できそうなものなどはなかったでしょうか。

○尾崎広道委員長 スポーツ推進課長。

◎磯貝友宏スポーツ推進課長 昭和43年の建設当初から利用しているものが多くて、劣化が激しく、職員が見た限りではそのようなものはあまりなかったと思っております。
 ただ、机や椅子などで状態のよかったものについては、ほかの体育施設に持ち込んだものはございます。
 以上でございます。

○尾崎広道委員長 藤田裕喜委員。

◆藤田裕喜委員 分かりました。大変詳しく説明していただきまして、状況がよく分かりました。特にまた使えるものは再利用していただいたということで大変よかったと思います。了解いたしました。
 この件については以上です。ありがとうございました。

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