◆藤田裕喜委員 続きまして93ページ、一般会計歳出3款民生費、2項児童福祉費、3目児童福祉施設費の2児童館費(2)遊具・図書・庁用器具等購入費101万6,075円についてお伺いします。
まず、遊具・図書・庁用器具購入費ということですが、具体的にはどのような物品の購入に充てられているでしょうか。
以上です。
○尾崎広道委員長 子育て支援課長。
◎高橋晃子育て支援課長 市内に7館あります児童館で使う用品購入のための事業費になります。令和3年度の実績で言いますと、玄関マット、プレイルームに敷くマット、木の知育玩具などのおもちゃ、水遊び用プールなどの遊具になります。
以上です。
○尾崎広道委員長 藤田裕喜委員。
◆藤田裕喜委員 101万円という金額についてですが、市内に7つある児童館の全ての館の合計で101万円という理解でよいでしょうか。1館当たりの上限や割り当てなどはあるでしょうか。
○尾崎広道委員長 子育て支援課長。
◎高橋晃子育て支援課長 市内7館の児童館全て合わせ決算額が約101万円ということになります。1館当たりの割り当ては7万円を基本額としておりますけれども、この費用では賄えない価格の備品などが必要になる場合もありますので、予算要求の際には、各館に聞き取りを行って必要な予算を確保するようにしております。令和3年度では複写機ですとかワイヤレスアンプなども、この事業費の中で購入をしております。
以上です。
○尾崎広道委員長 藤田裕喜委員。
◆藤田裕喜委員 正直に申し上げて大変少ない金額だなと感じました。児童館にはいろいろな備品やおもちゃがある中で、それぞれに係る金額も様々であるとは思いますが、例えば、おもちゃ1つをとってみても木製でできたものや複雑な遊びができるもの、また知育を主眼としたものは一そろいで数万円もするというようなものもありますし、絵本でも10冊も買えば、すぐに何万円かに届いてしまいます。年間で7万円しかなく、それがおもちゃや絵本だけでなく、ほかの備品も含めた金額であるとすると、余りに少ないのではないかと感じます。この7万円には何か根拠や理由があるのでしょうか。
○尾崎広道委員長 子育て支援課長。
◎高橋晃子育て支援課長 1児童館当たり7万円という金額は、毎年、児童館長会議の中で話し合って決めておりますけれども、玩具も木でできた長く使えるよいもの等を購入することが多いですけれども、そのようにして、一通りそろえてしまいますと長く使えますので、毎年購入するものも少なくて済んでいるということを複数の館長からは聞いております。現在のところ館長から増額の要望というものは強くありませんけれども、今後も館長の声を聞きながら児童館運営のほうに努めてまいりたいとように思います。
以上です。
○尾崎広道委員長 藤田裕喜委員。
◆藤田裕喜委員 子供のおもちゃや絵本は年々進化し変化していきますので、子供たちのニーズに合わないものばかりが残されてしまうことになるのではないか。ひいてはそれが児童館の利用率の低下にもつながりかねないのではないかと危惧します。児童館に行っても楽しいおもちゃがないと子供たちが感じてしまうのではないかと危惧しています。家ではできない遊びができるとか、家では遊べないようなおもちゃがある。大きな遊具がある。児童館だからできる遊びがあるといったあたりが、まさに児童館に来る大きな動機づけであると思いますし、メリットであると思いますので、もう少し増額していただいてもよいのではないかと思います。ぜひ御検討をお願いしたいと思います。この件については以上です。