◆藤田裕喜委員 続きまして137ページ、7款土木費、5項都市計画費、3目公園費のうち3番公園整備事業費の(1)松前公園実施設計等委託料380万6,000円についてお伺いします。
まず、予算では790万円が計上されていたと思いますが、決算額については約半分となっております。この理由についてお伺いします。
○大場康議委員長 都市計画課長。
◎鷹巣央佳都市計画課長 松前公園の実施設計でございますが、当初、こちらはワークショップを開催する予定でございました。その上で地域の方の意見をお伺いし、施設内の内容、こういったものを検討する予定でございましたが、まだ令和4年度はコロナ禍が続いておりましたのでこちらを取りやめまして、代わりにアンケート調査、こちらに切り替えて行いました。このため、ワークショップを行う経費というのもがまず削減されたのが1つ目の要因でございまして、2つ目が、指名競争入札、こちらを行うに当たりまして、受注業者、この請負率が約75%ということで、入札残が発生しました。この辺りが大きな要因としまして、実際には約半額ということでこの事業を実施しております。
以上です。
○大場康議委員長 藤田裕喜委員。
◆藤田裕喜委員 今回、ワークショップは実施せずにアンケートを実施されたということでしたが、どのような意見があったかお聞かせいただければと思います。
○大場康議委員長 都市計画課長。
◎鷹巣央佳都市計画課長 行いましたアンケート、こちらは、松前公園の整備に先立ちまして、公園づくりに対する公園周辺にお住いの方を対象にしましてアンケート調査を行いました。実施は令和4年11月、その対象とするのは松前公園を中心に半径150メートルの各世帯、こちらの方を対象に調査票を配付いたしました。配付数は379部、回答が129部ございまして、回収率は約33.8%ということになっています。
アンケートの質問内容は、回答者に関する情報のほかに、よく利用される公園、どのような公園があるとよいのか、また園内にあったらよい施設というものをお尋ねさせていただきました。
皆さん、公園に対してはいろいろな思いがあると思いますが、ゼロでいくとなかなかニーズがつかないために、まず市のほうでも3案、このようなレイアウトがいいのではないかというのをお示ししまして、その中からどれが一番いいかというものをお選びいただくという内容でアンケートを行っております。
アンケートの回答内容を紹介いたしますと、松前公園はどのような公園になるとよいかという問いに関しましては、子供が遊具で遊べる公園というのがやはり最も多く回答を頂きまして、続いて休憩やリラックスできる公園、また防災設備がある公園といったものも多くの回答を頂いております。
また、松前公園にあったらよい遊具というものにつきましては、滑り台を多くいただきまして、次いでクライミング遊具、ブランコというものを御回答いただいております。
以上でございます。
○大場康議委員長 藤田裕喜委員。
◆藤田裕喜委員 分かりました。どのような公園になりそうかという点ですが、大まかなところで構いませんので見込みをお知らせいただけますでしょうか。
○大場康議委員長 都市計画課長。
◎鷹巣央佳都市計画課長 まず松前公園ですが、中部区画整理地内にございます。面積としましては1,300平方メートルという街区公園でございまして、こちらは近隣の住民の方にとって最も身近な公園という位置づけになります。
やはり公園のサイズとしては最小クラスということでございますので、あらゆる施設はここには盛り込めないということでございます。やはりアンケート調査をやっていただいておりますので、この中から重視すべき要因を選びまして、公園設計のほうを行っておりますが、公園の遊び、休憩、リラックス、防災というところを私どももこの公園を設計するに当たりまして重要視して、設計のほうを進めております。
大まかに言いますと、まず松前公園はやはり付近に若い世帯が多くございますので、この方たちをメインユーザーと想定したような公園というか、一言で言うと重視したものでございます。
以上でございます。
○大場康議委員長 藤田裕喜委員。
◆藤田裕喜委員 現在までの進捗状況についてお伺いします。入札や工事などは予定どおり進んでいるでしょうか。
○大場康議委員長 都市計画課長。
◎鷹巣央佳都市計画課長 松前公園の整備工事、こちらにつきましては令和5年8月31日に受注業者と契約をいたしました。現場着手は10月からを予定しております。工事完了は令和6年3月末を予定しておりますが、園内に芝生を設置しておりますので、こちらの養生期間を考慮いたしますと公園のオープンは令和6年7月頃を現在予定しているところでございます。
○大場康議委員長 藤田裕喜委員。
◆藤田裕喜委員 分かりました。新しい公園ということで、こちら、ぜひ子供とともに楽しみにさせていただきたいと思います。この件については以上です。