◆藤田裕喜委員 初めに131ページ、7款土木費3項河川費1目河川整備費のうち2番の河川改良維持整備事業費の(1)河川維持整備工事費8,768万3,200円についてお伺いします。
まず、予算額は、9,260万円ほどであったかと思いますが、500万円程度ですが、決算額との差が生じております。この差額の原因についてお知らせいただけますでしょうか。
○大場康議委員長 土木港湾課長。
◎成瀬貴章土木港湾課長 河川維持整備工事費の予算額9,260万円に対しまして、決算額は8,768万3,200円となっております。執行率は約95%、差額は491万6,800円でございます。この差額の原因としましては、落合川のしゅんせつ工事におきまして、当初約720立方メートルの土砂掘削を想定しておりましたが、実際の土砂掘削量が約380立方メートルと想定の約半分程度であったためでございます。
工事延長としましては、予定通りの約320メートル実施しております。この差額分をさらに工事延長を延ばして実施することも考えましたが、今回工事上流側の落差工までの距離が長く、ここまで施工した場合、工期内での完了が難しい状況でしたので、出来形に合わせて減額変更いたしております。
○大場康議委員長 藤田裕喜委員。
◆藤田裕喜委員 河川の維持整備については、5か年計画で進められていると思いますが、現在までの進捗状況をお知らせいただけますでしょうか。
○大場康議委員長 土木港湾課長。
◎成瀬貴章土木港湾課長 主要11河川のしゅんせつにつきましては、河川しゅんせつ5か年計画を策定いたしまして、これに基づいて令和2年度より実施しております。令和2年度から4年度までの3年間における計画工事延長に対する実績としましては、進捗率124.1%と令和4年度末時点での計画量を上回るペースになっております。
今後につきましても、残る延長を粛々と進めてまいりたいと考えております。
以上でございます。
○大場康議委員長 藤田裕喜委員。
◆藤田裕喜委員 進捗率が124.1%ということで、大変順調に進めていただいていることが分かりました。今後も安全に配慮していただき、計画に沿って進めていただくようお願いしたいと思います。
この件については以上です。ありがとうございました。