何をしているの?

竹島海岸の漂着アオサ除去事業について(2023年9月・決算委員会)

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◆藤田裕喜委員 続きまして同じく7款4項港湾費1目港湾整備費のうち、4番海岸環境整備事業費の(3)アオサ等臭気除去対策事業費補助金59万5,200円についてお伺いします。
 まず、事業内容についてお伺いします。特にどのようにアオサの臭気の除去に取り組んでいるのかお知らせいただけますでしょうか。

○大場康議委員長 土木港湾課長。

◎成瀬貴章土木港湾課長 本事業は、竹島の海岸に漂着したアオサが腐敗し、悪臭を発生することで周辺や漁場に甚大な影響を与えることからこの対策として行っているものでございます。
 事業内容としましては、補助金として350万円を上限に蒲郡漁業協同組合へ年間作業費の8割を交付しております。作業内容としましては、蒲郡漁業協同組合が1日に3時間ほど蒲郡漁業協同組合所有の3.29トンの漁船を使用し、船で水の流れをつくりアオサを沖へ流すことで海面を浮遊しているアオサが海岸に漂着しないようしております。令和4年度では、事業費用の74万4,000円のうち、59万5,200円を補助として交付しております。
 なお、事業費の内訳は1人当たり6,000円の人件費となっております。

○大場康議委員長 藤田裕喜委員。

◆藤田裕喜委員 では、実績についてお伺いします。直近3年間の稼働日数についてお知らせいただけますでしょうか。
 また、実施している時期が決まっているようでしたら合わせてお知らせいただけますでしょうか。

○大場康議委員長 土木港湾課長。

◎成瀬貴章土木港湾課長 実績でございますが、まず令和2年度は21日間、令和3年度は20日間、令和4年度は47間日実施しております。実施する時期につきましては、アオサの発生時期によって変動しますが、近年はおおよそ8月から11月の間となっております。
 以上でございます。

○大場康議委員長 藤田裕喜委員。

◆藤田裕喜委員 本事業の対象は、竹島の周辺のみというように理解してよいでしょうか。

○大場康議委員長 土木港湾課長。

◎成瀬貴章土木港湾課長 竹島の周辺のみとなっております。

○大場康議委員長 藤田裕喜委員。

◆藤田裕喜委員 先ほどのお話の中で、船で水の流れをつくりアオサが海岸に流れ着かないようにするということがありましたが、実際にはどのぐらいの効果、また、成果があるのでしょうか。

○大場康議委員長 土木港湾課長。

◎成瀬貴章土木港湾課長 実際の漂着したアオサを回収する業務ではありませんので、回収量などの成果は表せないですけれども、竹島の海岸でのアオサに対する悪臭の苦情はございませんでしたので、一定の効果があるというように考えております。
 以上でございます。

○大場康議委員長 藤田裕喜委員。

◆藤田裕喜委員 大変よく分かりました。私も市外の方を竹島にお連れすることがよくありますが、波打ち際まで行くと、アオサが目立つときがありまして、どういう状況になっているのかという点についてよく話題になることがございます。そんなとき、今日のような説明ができると現状も含めてよくお伝えできるのかなというように思いました。大変丁寧に御説明いただきましてありがとうございました。この件については以上です。

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