◆藤田裕喜委員 続きまして137ページ、同じく7款土木費の5項都市計画費3目公園費のうち、4番施設維持管理事業費の(7)遊具、トイレ等修繕費656万4,910円についてお伺いします。特に今回は公園のトイレについてお伺いします。まず、公園のトイレの洋式化ですが、これは計画的に進めているものでしょうか。
○大場康議委員長 都市計画課長。
◎鷹巣央佳都市計画課長 本課が管理している都市公園において、36公園中32公園でトイレが設置されております。その中で、洋式トイレが設置されているところが15公園となっております。
トイレの洋式化については、2つの取組を行っておりましてその一つはバリアフリー化を図るべく老朽化した建物から更新を図る取組、2つ目としまして、建物の更新まではいかないが機能不全になったものを改修する折に洋式化を図る取組ということを行っております。
今回のこの経費においては、その後者の取組でありまして、令和4年度では府相公園及び旭公園の男子トイレ、それぞれ2箇所で洋式化のほうを行っております。
以上です。
○大場康議委員長 藤田裕喜委員。
◆藤田裕喜委員 そうしますと、基本的には状況次第で洋式化するかどうか検討しているということかと思いますが、そうなりますと和式のトイレで特に機能不全等の問題がなければ、場合によってはそのまま、しばらくそのままになってしまうと。何年も壊れないまま使えればそのままになってしまうということがありうると、そういう理解でよいでしょうか。
○大場康議委員長 都市計画課長。
◎鷹巣央佳都市計画課長 委員のおっしゃるそういう側面はございます。やはり同時期に整備した公園というのは多くございまして、その多くは今現在も和式便座ということになっております。ただ、老朽化の対応とバリアフリー化を図るべく、建物全体の更新というのを今現在目指しております。早期に全てを更新していくというのはなかなか難しいという現状ではございますが、利用状況や機能不全など修繕の機会をみて、構造的に可能であれば洋式化を図っていきたいと考えております。
また今年度、トイレのバリアフリー化を目的としました建物の更新事業を行っておりまして、今後約8年間、年間で数か所ずつぐらい、できましたらトイレの更新というものを目指して改善を図ってまいりたいと考えているとことでございます。
以上です。
○大場康議委員長 藤田裕喜委員。
◆藤田裕喜委員 私としてはぜひ、応急の処置として、和式トイレに手すりをつけるということについても御検討いただけないかと思います。特に年配の方からこうした要望が多くありまして、何とか和式トイレに腰を下ろしたはいいけれども、立ち上がるのに大変苦労をしたとか、いったん座ってしまうと立ち上がるのが難しいので和式トイレはもう使っていないと。ただ、和式トイレが使えないので、近くに使えるトイレがなくて、困ってしまったとか、そういった話には事欠かないという状況があると感じております。ぜひ、御検討いただきたいと思いますが、担当の方にこうした声は届いているでしょうか。また、対応いただける可能性はあるでしょうか。お考えをお聞かせください。
○大場康議委員長 都市計画課長。
◎鷹巣央佳都市計画課長 委員のおっしゃられるように地元の総代様を通じまして、和式便座が利用しづらいというお声をいただいたことはございます。その場合、基本的には洋式化を図ることを前提に検討しておりますが、やはりスペースの都合、また構造上の制約というのがございまして、洋式が難しい場合というのは、しゃがむなどの補助のために手すりなどは検討していくことを私ども考えてまいりたいと思っています。
以上です。
○大場康議委員長 藤田裕喜委員。
◆藤田裕喜委員 大変よく分かりました。ケースバイケースかなということで、私もその点は理解できますので、もし可能であれば和式トイレの手すりということもぜひ合わせて御検討いただければと思います。和式トイレに手すりをつけるほうが工事が簡単に済むのではないかというようなお考えもあってのことだと思いますので、いずれにしてもケースバイケースだと思いますので、よくよく御検討お願いできればと思います。
この件については以上です。ありがとうございました。
以上で終わります。