◆藤田裕喜委員 129ページ、7款土木費2項道路橋梁費2目道路橋梁維持費のうち1番道路補修事業費のうち(4)市道宮成町清田前田1号線舗装補修事業費2,479万2,900円と(7)市道中山本柏原堀切1号線舗装補修工事費3,969万9,000円について、共通する内容ですので、合わせてお伺いします。
まず、それぞれの補修工事の内容についてお知らせいただけますでしょうか。
○大場康議委員長 土木港湾課長。
◎成瀬貴章土木港湾課長 まず市道宮成町清田前田1号線舗装補修工事の内容でございますが、国道247号バイパスとの交差点である神ノ郷町上野交差点から西部小学校へ向かう延長約270メートルにおきまして、舗装面積約1,400平方メートルの舗装打替え工事を実施いたしました。
続きまして、市道中山本柏原堀切1号線舗装補修工事の内容でございますが、JA蒲郡市総合出荷場付近の東西の道路延長約460メートルにおきまして、舗装面積約3,100平方メートルの舗装打ち替え工事を実施いたしました。
○大場康議委員長 藤田裕喜委員。
◆藤田裕喜委員 舗装工事をすることとなった理由についてお伺いします。大型車の交通量が増加したことが要因でしょうか。
○大場康議委員長 土木港湾課長。
◎成瀬貴章土木港湾課長 舗装補修工事につきましては、蒲郡市個別施設計画に基づいて施工しております。本計画では市内全体の市道をB、C、Dの3つに分類しており、道路幅員5.5メール以上の1級市道及び蒲郡市指定の緊急輸送道路を分類B、分類B以外の1級市道及び2級市道を分類C、その他の市道を分類Dとしております。このうち分類Bの幹線道路的な道路について5年に1回路面正常調査を行い、舗装補修対策の計画を更新しております。
以上でございます。
○大場康議委員長 藤田裕喜委員。
◆藤田裕喜委員 今回の補修工事についてですが、交通量にもよると思いますがどのぐらい今後の維持管理に影響するとお考えでしょうか。今後、何年程度再度の補修工事をしなくてもよいとお考えでしょうか。
○大場康議委員長 土木港湾課長。
◎成瀬貴章土木港湾課長 舗装の設計年数としましては、10年となっております。委員おっしゃるとおり交通量やまた気候などによってこういったところは変動することはありますけれども、これが一つの目安となっております。実務としては、舗装個別施設計画の更新に合わせて、こういったところも調査をしながら措置をしてまいりたいというように考えております。
○大場康議委員長 藤田裕喜委員。
◆藤田裕喜委員 続いて、現在の状況についてお伺いします。現在、国道23号バイパスの蒲郡西インターチェンジから市道中山本柏原堀切1号線に入ることができるのは、原則として地域の方のみに限定されているというように聞いております。また、国道247号から市道宮成町清田前田1号線に入ることも同様に原則として地域の方のみに限定されていると聞いております。これは、国道23号バイパスの通行止めに伴う措置であると思いますが、このほかにも市内の至るところに迂回や誘導のための看板が設置されております。これら全て市から国に対して働きかけて実現していただいたと聞いておりますが、具体的にどのように進めてこられたかお聞かせいただけますでしょうか。
○大場康議委員長 道路建設課長。
◎名嶋洋二郎道路建設課長 具体的にどのように進めてきたかの前に少し訂正といいますか、今委員おっしゃられたこの2路線に原則として地域の方のみに限定されているとおっしゃっている部分に関しましては、地域の方だけが限定されているわけではありません。今、中央バイパスだとか、いろいろなところに右折帯に車両を置いて右折しにくくしたりとかしている規制がありますけれども、通行止めの関係で今そういう規制をかけていただいているのですが、基本的に大型車両があそこの小学校、中学校がある通学路のところに大型車両が流れ込まないような措置を国に講じていただいて、そこに住んでおられる方、毎日職場がそこにあって働きに行かれる方がどうしても右折するときにガードマンにこの先に家があるんです、この先に職場があるんですと言って1回、1回止まっていると毎日のことなので渋滞が起こったりだとか、事故が起こったりする可能性があるので、そこの地域の方には国のほうから回覧で、ミカンの絵を描いたようなものを配っていただいて、それをフロントガラスの前のところに置いていただいていれば、それを見たガードマンはこの中の地区の人なんだ、関係する方だということで右折して、曲がって行けたりとかするようなそういう措置を取っていただいています。
今回の国道23号蒲郡バイパス、蒲郡インターチェンジから蒲郡西インターチェンジの通行止めにつきましては、御存じのとおりだと思いますが、国が事業主体となっております。その事業主体である名四国道事務所からは、広域的な迂回路の設定や安全対策に対する看板の設置等について提案がありました。その提案を市としてもいろいろ見させていただいて、市が想定できる危険箇所また、近隣の小中学校に危険箇所のヒアリング、関係する地区に説明会を実施しまして、それぞれの意見を取りまとめ、名四国道事務所へそれらを要望させていただきました。それらの意見を反映していただいた計画で、公安委員会と協議を行っていただき通行止めの規制を開始していただきました。
また、通行止め規制が開始されて以降、幸田芦谷インターで降りていただきたい大型車が蒲郡西インターチェンジまで来ている状況を確認しておりますので、大型車が幸田芦谷インターチェンジで降りていただけるようなさらなる対策、安全対策について改善が必要な箇所につきましては、名四国道事務所に随時対応をお願いしているところでございます。
以上でございます。
○大場康議委員長 藤田裕喜委員。
◆藤田裕喜委員 大型車両が入らないような措置をしていただいていると、それから住んでいる人や働いている人は通行可能で、紙というかカードを見せれば通行ができるということで、その点補足いただきましてありがとうございました。大変よく分かりました。
また、通行止めに伴って地元へ説明会を実施していただき、意見を取りまとめて国道事務所のほうへ要望していただいているということで、これも大変すばらしい取組だと思います。本当にありがとうございます。
ただ、私としては、改めて国への要望というのをぜひお願いできないかというように感じております。国道23号バイパスの通行止めが始まって、市内の交通量が目に見えて増えたというように感じております。特に大型車両の通行量が大幅に増えたというように感じております。国道247号はもちろんですが、市役所通りですとかマリンロードなど、市の東西を抜ける道路はいずれもほとんど、いつの時間でも込み合っているというような状況があると感じております。きっとそう感じるのは、私だけではないと思います。実際に、市民の方からも少なくない苦情をいただいておりまして、昼間の交通量が増えて、すぐに渋滞するようになってしまったということや、特に夜間ですが、大きなトラックが速い速度で、高速で一般道を通過しており、大きな騒音になっている。また、トラックが通るたびに建物も揺れて、生活に支障をきたしていると、そういうお話も聞いております。つまるところ、迂回や誘導がうまくいっていないのではないかというだけでなく、交通量が増えているということもあると思いますので、このままこの状態を放置しておくと、事故が起こる可能性があるのではないかと私も大変危惧をしております。以前、豊明のインターチェンジのほうの段階で、国道1号のほうにあらかじめ誘導していただいていると、そういったお話もあったかと思いますが、国道1号は、信号も交通量も多く、私としては国道23号の代わりになるとは考えにくいのではないかというように感じておりまして、おそらく多くの車両が国道1号を通らずに、そのまま国道23号バイパスに入ってきているのではないかと思います。
また、大型車両については、蒲郡の手前の幸田芦谷インターチェンジで降りるという、そういう案内もしていただいていると思いますが、どこまでの車が応じているかというのは大変疑問を感じておりますし、幸田芦谷インターチェンジで降りた大型車両も蒲郡市内に入ってからは、国道247号に入らず、すなわち錦田橋東交差点ですが、これを曲がらずに直進している車が多いのではないか。そうした車が蒲郡の市内に入ってきているのではないかと感じます。この国道247号に入るよう案内はありますが、どこまで応じていただけるのか、応じていただいているのかはやはり疑問に感じております。市内に流入する車の量は減らせない以上、やはり適切に迂回をしていただくという方法以外に安全を保てないと感じております。既に、御対応いただいておりますが、そして大変感謝しておりますが、改めて案内誘導指示を強化していただきたい、そう国に要望していただきたいと思います。まずはやはり、幸田芦谷インターチェンジで降りた大型車には、確実に錦田橋東交差点で国道247号に入っていただくよう案内を強化していただきたい。直進して市役所通りを抜けることがないようにしていただきたいと思います。
また、蒲郡西インターチェンジまで来てしまった車についても、全て国道247号を経由するよう誘導していただきたいと思います。蒲郡西インターチェンジから、南下していただいたら必ず竹谷町宮前という交差点で国道247号に入っていただくということです。ここについては、実際には竹谷町宮前の1つ北側に竹谷神社南という交差点がありますが、ここで東方向に左折して、ショートカットして国道247号に入ろうとする車が大変多くあります。ここの市道は、中央本町竹谷宮前1号線ですが、狭い道路で大型車が通るには大変危険だと感じます。必ずその次の、竹谷神社南の次の竹谷町宮前の交差点で東方向に左折すると、このように誘導していただきたいと思います。この2地点の案内を強化していただけないかと思います。
工事による通行止めは、今年の年末までという限られた期間のことで、これ自体は致し方ないことだと思いますし、国道23号バイパスの開通のためにはやむを得ないことだとは思いますが、しかし、だからといって事故が起きても仕方ないとは言えません。事故が起こる可能性をできる限り取り除いておくことが重要であると思います。予定外の交通量の増加で、予定外の道路の補修工事をしなければいけない、そんな状況が発生してしまうということも当然考えられます。その費用は、最終的に負担するのは、市民の皆さんです。こうした状況を放置しておくことはできないと感じますので、ぜひとも改めて国に対して働きかけをお願いしたいと思います。
以上で終わります。ありがとうございました。