◆藤田裕喜委員 続きまして、81ページ、3款民生費、1項社会福祉費、2目障害者福祉費のうち、2地域生活支援事業費の(10)福祉ホーム運営事業費補助金957万4,400円についてお伺いします。
まず、本事業の目的と、本事業費の内訳についてお知らせいただけますでしょうか。
○大場康議委員長 福祉課長。
◎小野山泰正福祉課長 まず、福祉ホームとは、家庭環境や住宅事情等の理由により、住居を必要としている障害者に低額な料金で居室等を提供するとともに、日常生活に必要な支援を行い、障害者の福祉の増進を図ることを目的とする施設でございます。
本補助金は、福祉ホームの適正かつ円滑な運営を図るため蒲郡市福祉ホーム事業を実施し、福祉ホームを運営する社会福祉法人等に対し交付する補助金でございます。
本市には、社会福祉法人不二福祉事業会が運営するゆたかホームと、社会福祉法人太陽の家が運営するひだまりの2か所の福祉ホームがございます。本事業費補助金の内訳は、ゆたかホームに481万4,600円、ひだまりに475万9,800円の計957万4,400円の補助金を支出しているものでございます。
以上です。
○大場康議委員長 藤田裕喜委員。
◆藤田裕喜委員 ゆたかホームについては、定員が25名、ひだまりについては定員が44名ですが、それぞれの現状の入居者数について、また、年齢層も併せてお知らせいただけますでしょうか。
○大場康議委員長 福祉課長。
◎小野山泰正福祉課長 ゆたかホームの9月1日現在の入居者数は18人で、年齢は20歳代が4人、40歳代が2人、50歳代が6人、60歳代が3人、70歳代も3人です。
ひだまりの9月1日現在の入居者数は32人で、年齢は、20歳代が6人、30歳代が5人、40歳代が9人、50歳代が11人、60歳代が1人でございます。
以上です。
○大場康議委員長 藤田裕喜委員。
◆藤田裕喜委員 入居者についてですが、出入りが多いのかどうか、あるいは同じ方が長期間入居されていることが多いのか、何か傾向などがありましたらお知らせいただけますでしょうか。
○大場康議委員長 福祉課長。
◎小野山泰正福祉課長 ゆたかホームも、ひだまりも、年間一、二件の入居または退去がございますが、全体的に頻繁に出入りはなく、同じ方が長期間入居されている傾向にございます。
以上です。
○大場康議委員長 藤田裕喜委員。
◆藤田裕喜委員 続いて、障害の程度による入居や利用の制限などはあるでしょうか。また、実際に入居されている方は、どのような障害の方が多いでしょうか。お伺いします。
○大場康議委員長 福祉課長。
◎小野山泰正福祉課長 入居対象者は、家庭環境や住宅事情等の理由により、居宅において生活することが困難な18歳以上の障害者で、常時の介護や医療を必要としない方でございます。両施設とも様々な障害のある方が入居されております。
以上です。
○大場康議委員長 藤田裕喜委員。
◆藤田裕喜委員 ゆたかホームとひだまりの、この2つの違いについてですが、これは、どのように考えたらよいでしょうか。実際に入居希望者の方に紹介するときなどは、どう説明されているのでしょうか。お伺いします。
○大場康議委員長 福祉課長。
◎小野山泰正福祉課長 福祉ホームは、住居を必要としている障害者に低額な料金で居室等を提供するとともに、日常生活に必要な支援を行い、障害者の福祉の増進を図ることを目的としている施設のため、ゆたかホームとひだまりの違いは、特にないと思われます。
入居を希望される方には、2つの施設があることを御紹介しております。
以上です。
○大場康議委員長 藤田裕喜委員。
◆藤田裕喜委員 それぞれの家賃は幾らになっているでしょうか。お伺いします。
○大場康議委員長 福祉課長。
◎小野山泰正福祉課長 家賃でございますが、ゆたかホームは、単身部屋が1か月2万円、夫婦部屋が1か月3万円、ひだまりは、単身部屋が2万4,000円、夫婦部屋が3万5,000円でございます。
以上です。
○大場康議委員長 藤田裕喜委員。
◆藤田裕喜委員 今いろいろ御説明いただきました内容を踏まえて、本事業は目的を果たしているというようにお考えでしょうか。お伺いします。
○大場康議委員長 福祉課長。
◎小野山泰正福祉課長 本補助金の目的は、福祉ホームを蒲郡市に設置する社会福祉法人等に対して補助金を交付することによって、住居を必要としている障害者に低額な料金で居住等を提供するとともに、日常生活に必要な支援を行い、身体障害者の福祉の増進を図ることを目的とする施設である福祉ホームの適正かつ円滑な運営を図ることでございます。
一定程度の利用状況にある福祉ホームの現状からも、障害のある方の需要は満たしており、補助金の目的は果たせているものと考えております。
以上です。
○大場康議委員長 藤田裕喜委員。
◆藤田裕喜委員 大変丁寧に詳しく説明をしていただきまして、ありがとうございました。大変現状がよく分かりました。私も、安価に必要な住宅を提供するという点については非常に重要な役割を果たしていると思いますし、実際に定員に近いぐらいのかなり多くの方が利用されているというと分かりましたので、非常に必要な事業であるということがよく分かりました。ありがとうございました。
以上で終わります。