何をしているの?

子育てアプリ「うーみんナビ」の改善について(2020年3月・予算委員会)

  • LINEで送る

◆藤田裕喜委員 それでは109ページ、4款衛生費、1項保健衛生費、1目保健衛生総務費、3、母子保健事業費のうち、(11)の子育て支援アプリ事業費についてお伺いします。
 この子育て支援アプリ「うーみんナビ」ですが、令和元年9月にスタートし、私も令和元年12月定例会にて取上げさせていただきました。まず、現在の登録数についてお伺いしたいのですが、どのぐらいになっているでしょうか。前回からどのぐらい伸びているかもお知らせください。

○青山義明委員長 健康推進課長。

◎石黒美佳子健康推進課長 2月末現在の登録数でございますが、720名の登録がございます。12月定例会の時点で、11月22日現在では564人の登録でございましたので、156人の増加がございます。この中ではゼロ歳から3歳の子供さんの割合が高いのかなと思っておりますのが、予防接種の管理などで登録する方が多いような状況になっております。
 以上でございます。

○青山義明委員長 藤田裕喜委員。

◆藤田裕喜委員 156人伸びているということで、順調に増えてきているのかなというように思いました。来年度の予算で計上されております事業費64万9,000円ですが、この使い道の内訳をお示しいただけますか。

○青山義明委員長 健康推進課長。

◎石黒美佳子健康推進課長 64万9,000円の内訳でございますが、子育て支援アプリの配信サービスの委託料、委託先は株式会社ミラボというところにプロポーザル方式で決めておりますが、そちらに支払います委託料として64万6,800円、こちらは毎年必要になってくる金額でございます。また、そのほかで消耗品代ということで、コピー用紙が1,800円ということで、計64万9,000円を計上させていただいております。
 以上でございます。

○青山義明委員長 藤田裕喜委員。

◆藤田裕喜委員 1点、カレンダー機能に関する御提案ですが、昨年の定例会で申し上げましたカレンダー機能の充実化についてです。現状、うーみんナビには児童館で開催される行事、それから保健センターの健診や教室などの御案内、それから保健センターからのお知らせを掲載していただいていると思います。こちらは改善に取り組んでいただきまして、本当にありがとうございました。おかげさまで大変便利になりましたし、私自身のアプリの利用頻度というのもすごく上がったと感じております。子供と出かける日の朝には必ずアプリをチェックするようになりました。非常に助かっています。ただ、子育ての関係の行事を全て網羅しているという状況ではないので、ここはぜひ改善をお願いできないかというように感じています。具体的には、例えば、さんぽ道、すくすく、ぴよぴよなど、各子育て支援センターの行事ですとか、子育てコンシェルジュの予定、また、可能であれば図書館の赤ちゃんタイムの予定なども、ここに追加していただけると大変いいなと思うのですが、いかがでしょうか。

○青山義明委員長 健康推進課長。

◎石黒美佳子健康推進課長 子育てコンシェルジュの予定につきましては、実は2月から掲載をさせていただいていたのですけれども、新型コロナウイルスの関係で行事のほうがなくなってしまったということで、3月は掲載がないという状況がございます。また、子育て支援課とも連携をさせていただいておりますので、さんぽ道、すくすく、ぴよぴよ各子育て支援センターの情報は、既にいただくことができるような状況がございますので、今後、掲載を随時させていただきたいと思います。また、図書館の赤ちゃんタイムにつきましても、週に1回という形で情報をいただいていたものですから、この日という形で掲載がなされていない状況がございましたので、今後は図書館の行事についても掲載をしていきたいと思っております。
 以上です。

○青山義明委員長 藤田裕喜委員。

◆藤田裕喜委員 改善に取り組んでいただくということで、ありがとうございます。一層使いやすくなると思いますので、ぜひ期待したいと思います。
 最後に、今後の周知・広報についてお伺いしたいと思います。私の周囲だけですが、このアプリのことを聞いてみましたところ、「ダウンロードしたけれども使っていない」とか、「そもそも存在を知らなかった」というような声もありまして、残念ながら積極的に使っているという方に現在のところ余り出会っていなくて非常に残念だなというような気がしています。もう少しアピールとか周知が必要ではないかなと感じているところです。子育て支援アプリという枠組み全体で考えると、やはり民間から提供されているものが大変充実していますし、似たようなものもたくさんあるというのが事実です。登録するだけで無料のプレゼントがもらえるとか、そういうものもありますし、同じような機能があるなら、少しでもメリットのあるほうにというように利用者が流れてしまっているのではないかなとも感じます。子育て世帯のほとんどは、何らかの子育てアプリを使っていると思いますが、そうした中で、行政が提供するアプリだからこそのメリット、また、蒲郡市という地域限定であることのメリットをアピールしていくということが必要ではないかと感じているところです。このアプリだからこそのメリットというのは、まさに先ほどお話しいただいたような児童館や子育て支援センターのイベントの情報、それからうーみんナビで言えば、カスタマイズされた予防接種のスケジュール情報です。ほかのアプリでは網羅できないような情報が提供できるというわけですから、この点においては、すごく比較優位な立場にあるのではないかと思います。現状は、うーみんナビが始まりましたというチラシを配っていただいていると思うのですが、今後はもう少し内容とか機能などのメリットを強調したようなものに変更していってもいいのではないかと感じています。今後の広報・周知について、予定や見通しなどを、ぜひお考えをお聞かせいただければと思います。

○青山義明委員長 健康推進課長。

◎石黒美佳子健康推進課長 周知につきましては、現状は母子手帳の交付だとか、乳幼児健診、教室、赤ちゃん訪問、そういったところで一人一人の方に手渡しをして、説明をして周知をしているということは、これまでどおり進めてまいりたいと思っております。民間のように、登録するだけでプレゼントをいただくとか、そういった予定はありませんけれども、機能の改善に向けてまいります。4月から新型コロナウイルス感染症の関連の休止も、健診だけは始めていこうと思っているのですけれども、健診の際に、少し利用実態を調べさせていただいて確認をし、また、行政ならではの機能充実ということで、どんな機能があれば皆さん使いやすいかなというようなアンケートを健診時に取っていくということを考えておりますので、さらに使いやすくさせていただいて、行政として提供できる情報については、うーみんナビで提供できるような形で配信をしていこうと考えております。
 以上でございます。

○青山義明委員長 藤田裕喜委員。

◆藤田裕喜委員 分かりました。アンケートをとっていただくということで、また、ぜひその結果などもお聞かせいただければと思います。ぜひ、広報のやり方も、もう一工夫お願いできればと思います。利用率の向上にもつながっていくものというように感じています。
 以上です。

  • LINEで送る