◆藤田裕喜委員 続いて、181ページ、9款教育費、2項小学校費、3目学校建設費の1番、施設改造事業費のうち耐力度調査実施設計委託料3,100万円についてお伺いします。先ほども御質疑がありましたが、出ていなかったところでお伺いしたいと思います。まず、耐力度調査ですが、調査は必ず必要なものでしょうか。義務となっているものでしょうか。
○喚田孝博委員長 庶務課長。
◎柴田剛広庶務長 義務というものではなくて、補助金を受けるためには、この調査が必要であるということになるので、これをやらないでやれば補助は受けずに単費でやるということになります。
以上です。
○喚田孝博委員長 藤田裕喜委員。
◆藤田裕喜委員 そうしますと、これは一応新規事業ですが、こうした調査はこれまでにはやっていないという理解でよいでしょうか。
○喚田孝博委員長 庶務課長。
◎柴田剛広庶務課長 この事業に関しては、今回が初めてでございます。
以上です。
○喚田孝博委員長 藤田裕喜委員。
◆藤田裕喜委員 来年度予算では小学校費に計上されており、先ほどの御質疑から西浦小学校と塩津小学校が対象であるということでしたが、これは順次各小学校、あるいは中学校にも拡大して実施していくというようなお考えでしょうか。
○喚田孝博委員長 庶務課長。
◎柴田剛広庶務課長 今後のことでございますが、現段階では、どこを次にやるということは、まだ想定はしておりませんが、補助事業で取れるところがあれば、今後やっていくということになると思っております。
以上です。
○喚田孝博委員長 藤田裕喜委員。
◆藤田裕喜委員 これは委託ということですが、私も文部科学省のホームページを見たのですが、調査者は教育委員会の施設担当でもよいとされていますが、委託する理由は何かあるでしょうか。
○喚田孝博委員長 庶務課長。
◎柴田剛広庶務課長 担当者でもよいということではございますが、いろいろと特殊な、コンクリートを抜いたりということもあるので、業者に委託して、うちの担当も1人しかいないので大変厳しいので、委託させていただきます。
以上です。
○喚田孝博委員長 藤田裕喜委員。
◆藤田裕喜委員 この耐力度調査に関する通知が文部科学省から平成30年に出ていると思いますが、来年度から実施するという理由は何かあるのでしょうか。
○喚田孝博委員長 庶務課長。
◎柴田剛広庶務課長 来年度からの理由でございますが、私どもの学校規模適正化方針等も決まりまして、ワークショップ等で今後の建て替えの議論も出ております。そういうところから今後進めていって、補助を取っていけるか、その辺を検討したいということで今回上げていっております。
以上です。
○喚田孝博委員長 藤田裕喜委員。
◆藤田裕喜委員 分かりました。結果次第では、もしかすると公共施設マネジメントに影響が生じるのではないかと。現在の前提が変わる可能性があるのではないかとも感じているのですが、そのあたりはどのようにお考えでしょうか。
○喚田孝博委員長 庶務課長。
◎柴田剛広庶務課長 結果でございますが、耐震化のほうは全てクリアできておりますが、耐力度、老朽化のほうでございます。老朽化が、余りにも劣化が激しいということになるのか、それとも健全であるということか、ここら辺を判断するところになるとは思っております。それに向けて影響がある可能性は否定できないものでございます。
以上です。
○喚田孝博委員長 藤田裕喜委員。
◆藤田裕喜委員 了解しました。結果を見守っていきたいと、注視させていただきたいというように思います。この件については以上です。ありがとうございました。