何をしているの?

空き家政策について(2021年3月・予算委員会)

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◆藤田裕喜委員 では、お伺いします。
 71ページ、2款総務費、1項総務管理費、8目安全対策費のうち、10番の空家等適正管理事業費332万5,000円についてお伺いします。
 本事業費には、(1)空家等緊急安全対策工事費100万円、(2)空家等対策事業費15万7,000円、(3)空家等解体費補助金200万円、(4)空家セミナー相談会開催事業費16万8,000円の4つの事業が含まれていますが、それぞれの概要について、まずお知らせいただけますでしょうか。

○喚田孝博委員長 交通防犯課長。

◎池田高啓交通防犯課長 空家等適正管理事業につきまして、内訳について説明させていただきます。
 まず、(1)空家等緊急安全対策工事費につきましては、重大な危険が切迫した空き家等に迅速に対処するため、蒲郡市空家等適正管理条例に基づき、所有者等の同意を得て、危険な状態を回避するために、必要最低限度の措置を実施するための対策工事費となっております。
 (2)空家等対策事業費につきましては、平成30年度に設置した年3回開催する蒲郡市空家等対策協議会の委員の皆様の報酬と旅費の経費となっております。
 (3)空家等解体費補助金につきましては、令和元年度からの施策で、危険な空き家等への対処の具体的施策として、国及び県からの補助金を受け、申請に基づき判定調査により基準に該当した危険な空き家等を対象に、20万円を上限に解体費用の2分の1を補助する制度となっております。
 (4)空家セミナー相談会開催事業費は、令和元年度から開催していますが、年2回開催予定のセミナーの講師と相談員の報酬経費となっております。
 以上です。

○喚田孝博委員長 藤田裕喜委員。

◆藤田裕喜委員 本事業のこれまでの取組みの経過と今後の方向性についてもお知らせいただけますでしょうか。

○喚田孝博委員長 交通防犯課長。

◎池田高啓交通防犯課長 ここ近年の空き家対策について説明させていただきます。
 平成30年度におきましては、蒲郡市空家等適正管理条例の改正を行い、新たに専門家の皆さんに協力をいただきながら、蒲郡市空家等対策協議会を創設し、空き家の情報雑誌の発行も始めました。
 令和元年度においては、蒲郡市空家等対策計画を策定しました。その後、蒲郡市空家等解体費補助金制度を創設し、危険な空き家の解体を促進してきました。また、蒲郡市で初めて空き家セミナー相談会も開催しました。
 令和2年度につきましては、空き家等の対策に関する協定を愛知県弁護士会、宅地建物取引業協会、土地家屋調査士会、建築士会、司法書士会、蒲郡信用金庫、蒲郡市農業協同組合、豊川信用金庫、シルバー人材センターと結ぶことができました。
 今後につきましては、蒲郡市空家等対策計画に基づき、蒲郡市空家等対策協議会において議論を重ねていき、今回の協定を機会に、より一層専門家の皆さんにもお知恵をいただきながら、全国的に社会問題となっている空き家問題について、地域課題として解決策について事業を推進していきたいと考えております。
 以上です。

○喚田孝博委員長 藤田裕喜委員。

◆藤田裕喜委員 着実に進めていただいていることは大変よく分かりました。引き続きの取組みをお願いしたいと思います。
 この件については以上です。ありがとうございました。

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