◆藤田裕喜委員 続きまして、75ページ、2款総務費、1項総務管理費、9目協働推進費のうち、4番、男女共同参画推進事業費の(6)DV相談支援事業費233万8,000円についてお伺いします。
こちらも先ほど来から御質疑ありましたが、出ていない点についてお伺いしていきたいと思います。
まず、相談についてですが、先ほど相談員さんを新規に採用されて対応されると伺いましたが、この相談については、これは、電話のみの相談になるでしょうか、それとも対面での相談も想定されているでしょうか。
○喚田孝博委員長 協働まちづくり課長。
◎松井英樹協働まちづくり課長 相談につきましては、電話による相談のほか、対面による相談も実施していきたいと考えております。
以上です。
○喚田孝博委員長 藤田裕喜委員。
◆藤田裕喜委員 次に、相談者、相談する側の方々についてですが、相談するにあたっての条件や要件などはあるでしょうか。例えば、女性からのみしか受け付けない、あるいは男性からのみしか受け付けないとか、異性間のDVのみが対象で、同性パートナー間のDVは受け付けないとか、もしくは未成年、つまり高校生や大学生などのデートDVは受け付けないとか、日本語のみの対応であるとか、何か制限や条件、要件などはあるでしょうか。
○喚田孝博委員長 協働まちづくり課長。
◎松井英樹協働まちづくり課長 特に相談に関する条件等はございませんが、全ての内容に対応することは困難であると思いますので、その場合につきましては、関係する部署へと適切につなぐことも必要だと考えております。
以上です。
○喚田孝博委員長 藤田裕喜委員。
◆藤田裕喜委員 続いて、この相談窓口の役割についてお伺いしたいのですが、庁内の部署やほかの専門機関との連絡・連携についてはどのように対応していくお考えでしょうか。
○喚田孝博委員長 協働まちづくり課長。
◎松井英樹協働まちづくり課長 DVにつきましては、配偶者間に限らず、障害者、高齢者、若年層など多岐にわたっております。そのため、各担当部署が常日頃から情報共有を行うなどして、有事の際にはスムーズに対応し、被害者を救済できる仕組みをつくる必要があると考えており、関係機関との連携を強化するため、連絡調整会議を定期的に開催していきたいと考えております。
以上です。
○喚田孝博委員長 藤田裕喜委員。
◆藤田裕喜委員 その連絡調整会議についてお伺いしたいのですが、どのようなメンバーで構成されるのか、また、定期開催か不定期開催かなど、概要をお知らせいただけますでしょうか。
○喚田孝博委員長 協働まちづくり課長。
◎松井英樹協働まちづくり課長 まだ現状では詳細までは決まっておりませんが、市役所の、先ほど申しました子育て支援課ですとか長寿課、福祉課、また、教育委員会ですとか、そういった関係部署はもちろんのこと、警察や民生委員の方々にも参加していただき、定期的に開催できればと考えております。
以上です。
○喚田孝博委員長 藤田裕喜委員。
◆藤田裕喜委員 これまで別々の部署でばらばらに受けていたDVに関する相談について、専門的な知見のある方に一元的に対応いただけるという点は大変重要なことだと思います。
また、連絡調整会議も設置されるとのことで、新たな課題の発見や、より幅広くサポートやフォローができる体制づくりにつながっていくと感じています。
また、相談窓口を設置することで、相談の数自体が増えることも考えられると思いますので、ぜひ今後、必要に応じて拡充していくことも含めて御検討をお願いできればと思います。
この件については以上です。ありがとうございました。