◆藤田裕喜委員 では、お伺いします。181ページ、9款教育費、1項教育総務費、3目教育諸費の4番、学校諸活動支援事業費のうち(7)地域学習支援事業費200万円についてお伺いします。本事業費補助金については、令和4年度の新規事業とのことですが、どういった内容の補助金になるでしょうか。
○大場康議委員長 学校教育課長。
◎小澤良充学校教育課長 本年度ですが、ごくごく一部を紹介させていただくわけですが、例えば、三谷東小学校は「三谷の海復活大作戦」、「若宮公園大改造計画」とか、蒲郡中学校では、「僕、私がつくりたい蒲郡の未来は」、西浦中学校でいいますと、「西浦を見つめて今私たちにできること」、形原小学校でいいますと、「知りたい、あじさいくるりんバスの秘密」、形原北小学校でいいますと、「地域の未来に備えよう」、三谷小学校でいいますと、「自分たちで未来を変えよう」など、地域のよさを学習したり、地域とつながりを深める活動をしたり、蒲郡の将来を考える学習等を社会科や総合的な学習の時間を利用して取り組んでいます。そうした学習をする上で補助する費用として考えております。
以上です。
○大場康議委員長 藤田裕喜委員。
◆藤田裕喜委員 すみません。200万円の内訳についてお伺いしたいのですが、これは各学校でそれぞれ自由に使っていただくという感じになるのでしょうか。
○大場康議委員長 学校教育課長。
◎小澤良充学校教育課長 各校10万円を均一で配当して取り組んでいきたいというように思っています。昨日、校長会のほうで、どの学校もぜひやりたいと。この補助金を使って、学習をさらに深めていきたいという強い意見をいただきましたので、そのように活用していきたいと思っています。
以上です。
○大場康議委員長 藤田裕喜委員。
◆藤田裕喜委員 財源については、どのような状況でしょうか。
○大場康議委員長 学校教育課長。
◎小澤良充学校教育課長 これは市の財源を使っていきます。どこかから交付金があるとか、そういうことではありません。
以上です。
○大場康議委員長 藤田裕喜委員。
◆藤田裕喜委員 今のお話ですと、今年度も事業としては取り組んでいたということですが、来年度ももちろん引き続きというようになって、来年度以降も続いていくような事業になるのでしょうか。
○大場康議委員長 学校教育課長。
◎小澤良充学校教育課長 新規事業でありますので、令和4年度の実績を踏まえて、それ以後続けていくかどうかは検討していくことになるかと思います。
以上です。
○大場康議委員長 教育長。
◎壁谷幹朗教育長 ちょうど1年ぐらい前の3月25日だと思うのですけれども、中日新聞の朝刊に公園を見上げている三谷中学生が載った記事がありまして、その記事は何かというと、「ぼくらの天伯公園プロジェクト」という、要は、三谷中学校の今度3年生になる子供たちが、6年生のときに総合的な学習で勉強していったことなのですけれども、要は天伯公園で遊んでいて、ボールが外に飛び出して、民家に当たって、車に当たったのですかね、レクサスか何かに。非常に叱られたと。子供たちはその公園で遊びたいといったところがもともとの問題意識になりまして、公園を改造していくのです。そういった勉強を、今日もいらっしゃるのですけれども、都市計画課の榎本さんかな。何度も学校に行ってくれて授業でやり取りしながら、それが実現したという、非常に子供たちの持っている可能性のすばらしさ、そのような記事が出たのですね。去年も先ほど学校教育課長が申し上げましたように、いろいろな取組を自分事として考えていく事例が幾つかあったのです。そういった事例を学校訪問で副市長や総務部長に見ていただいて、これを何とか補助できないかというところがスタートで、議員の皆様にも蒲郡中学校の授業を見ていただいたと思うのですけれども、それに対して何とか市のほうからといった意味で、1校10万円掛ける20校ですか。非常に楽しみにしている授業でありますので、温かく見守っていただけるとありがたいと思います。蛇足になりました。
以上です。
○大場康議委員長 藤田裕喜委員。
◆藤田裕喜委員 大変丁寧に御説明いただき、ありがとうございました。蒲郡中学校のお話は私も学校訪問の際に拝見しまして、非常にすばらしい取組だなと思いましたし、これを全校で、しかも予算をつけてやっていただくということで、非常に楽しみな話だなというように思いました。期待したいと思います。ありがとうございます。この件については以上です。