◆藤田裕喜委員 続きまして、69ページ、2款総務費、1項総務管理費、7目企画費の8番、名鉄西尾・蒲郡線支援事業費のうち、(4)名鉄西浦駅待合所整備事業費3,229万3,000円についてお伺いします。
まず、この事業費の内訳についてお伺いします。特に駅舎の取り壊し費用も含まれているのか、また、設計の費用はどうなっているかについても併せてお伺いします。
○大場康議委員長 交通防犯課長。
◎鳥居昭裕交通防犯課長 名鉄西浦駅待合所整備事業費の内訳につきまして、名鉄西浦駅待合所新設工事費として3,190万円、電気料として9万円、トイレ清掃委託料として21万円、土地賃借料として9万3,000円となっています。現在、名古屋鉄道株式会社が所有、管理する名鉄西浦駅舎及びトイレ等につきまして、老朽化による安全管理上の問題があるため、来年度、取り壊しが予定されております。その跡地にトイレを有する待合所を蒲郡市が整備し、駅利用者の利便性を確保するものとなっております。
待合所の設計につきましては、蒲郡市が行うため、設計についての予算は計上いたしておりません。
また、現在の名鉄西浦駅舎及びトイレ等の取り壊しにつきましては、名古屋鉄道株式会社の費用で実施されることとなっております。
以上です。
○大場康議委員長 藤田裕喜委員。
◆藤田裕喜委員 今回の待合所の整備に係る費用は、なぜ蒲郡市が負担するのでしょうか。昨年に取り壊された東幡豆駅や西幡豆駅では、新たな待合所の建築はありませんでしたが、どのような理由で、名鉄西浦駅については待合所を新たに建築するのでしょうか。どのような効果を見込んでいるのでしょうか。
○大場康議委員長 交通防犯課長。
◎鳥居昭裕交通防犯課長 名鉄西浦駅舎につきましては、老朽化による安全管理上の問題があるため、名古屋鉄道株式会社から取り壊しを予定しているということを伺い、取り壊し時期や跡地利用などについて協議を行ってまいりました。蒲郡市といたしましては、通勤・通学などの地域住民の移動や観光客の移動手段の重要な拠点となっている名鉄西浦駅の利便性が著しく低下することが懸念されたため、地域や名古屋鉄道株式会社からの要望等ではなく、名鉄西浦駅における待合環境の確保は必要であるとの考えから、その跡地にトイレを有する待合所を蒲郡市が整備し、駅利用者の利便性を確保することといたしました。
効果といたしまして、待合所の整備は、名鉄西浦駅における利用者の利便性の確保や、快適性を向上させることができるため、地域の活性化につながるとともに、名鉄西尾・蒲郡線の魅力向上にも貢献できる新たな取組になるものと考えております。
以上です。
○大場康議委員長 藤田裕喜委員。
◆藤田裕喜委員 来年度中に取り壊しと建築の双方が完了するのでしょうか。どういうスケジュールになっているかお知らせいただけますでしょうか。
○大場康議委員長 交通防犯課長。
◎鳥居昭裕交通防犯課長 本事業につきましては、令和4年度中の整備完了を見込んでおりますが、詳細なスケジュールは、名鉄西浦駅舎及びトイレ等の取り壊し後に待合所を整備する予定であることからも、名古屋鉄道株式会社との協議が必要になってまいります。
取り壊し工事の進め方から、工事期間中の利用者の安全確保、鉄道運行への影響など、様々な協議を実施していき、駅利用者への影響をできる限り少なくしたいと考えおりますので、これまで以上に名古屋鉄道株式会社との連携を密にして事業を進めてまいります。
以上です。
○大場康議委員長 藤田裕喜委員。
◆藤田裕喜委員 工事期間中の駅の利用についてですが、鉄道の利用には支障は生じないと思いますが、どのような形になるでしょうか。
○大場康議委員長 交通防犯課長。
◎鳥居昭裕交通防犯課長 鉄道の利用につきまして、これまでとなるべく変更がないように、できる限り影響が少なくなるように考えております。
以上です。
○大場康議委員長 藤田裕喜委員。
◆藤田裕喜委員 新しい待合所についてですが、どのようなデザインになるでしょうか。コンセプトやイメージなどがありましたらお知らせいただけますでしょうか。また、地元の方々の意見や提案などを聞く機会は設ける予定があるでしょうか。
○大場康議委員長 交通防犯課長。
◎鳥居昭裕交通防犯課長 待合所の外観等につきまして、現在のところは未定となっておりますが、事業を進めるに当たりまして、地域の皆様や観光に携わる方々などの御意見を伺うことも予定しております。
以上です。
○大場康議委員長 藤田裕喜委員。
◆藤田裕喜委員 大変よく分かりました。この待合所が新たな観光の拠点となるような施設となることを期待したいと思います。この件については以上です。