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DV相談窓口について(2022年3月・予算委員会)

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◆藤田裕喜委員 それではお伺いします。DV相談支援窓口事業についてお伺いします。まず事業費の内訳についてお知らせください。お願いします。

○大場康議委員長 協働まちづくり課長。

◎松井英樹協働まちづくり課長 DV相談支援事業費217万9,000円の内訳ですが、主なものとしまして、DV相談支援員の報酬及び費用弁償が198万6,000円となっており、その他につきましては研修会等の講師謝礼が9万8,000円、印刷製本費及び事業費が9万5,000円となっております。
 以上です。

○大場康議委員長 藤田裕喜委員。

◆藤田裕喜委員 令和3年度から始まった本事業ですが、現時点での相談の実績をお伺いします。対面による相談と電話のみによる相談を受け付けていると思いますが、それぞれの内訳についてもお知らせください。

○大場康議委員長 協働まちづくり課長。

◎松井英樹協働まちづくり課長 蒲郡市DV相談窓口は、令和3年10月4日に開設し、週2回、月曜日と木曜日にDV相談支援員2名が電話相談及び面接相談に応じております。相談実績につきましては、2月までの5か月間で14件、また内訳につきましては電話相談が9件、面接相談が5件となっております。
 以上です。

○大場康議委員長 藤田裕喜委員。

◆藤田裕喜委員 相談内容によっては連絡調整会議を開催して対応することも想定されていたと思いますが、これまでに連絡調整会議の開催事例はあったでしょうか。

○大場康議委員長 協働まちづくり課長。

◎松井英樹協働まちづくり課長 DV相談窓口の開設に当たりましては、市役所内の関係部署と協議し、DV相談窓口の役割と関係部署との連携について整理し、窓口をスタートいたしました。これまでも相談案件に応じて関係する部署とは連携等の対応を行っており、子供さんがいるケースでは子育て支援課、障害をお持ちの方が関係しているケースでは福祉課、高齢者の方であれば長寿課と連携し対応しております。
 ただ、現状におきましては、複数の機関を交えた連絡調整会議が必要となるケースはございません。

○大場康議委員長 藤田裕喜委員。

◆藤田裕喜委員 相談窓口を設けたことによって、これまで表に出てこなかったニーズが掘り起こされるということも考えられます。また、窓口を開設したことで、自分が困っていたことを相談してもいいんだと気づいていただける可能性もあります。さらにはいろいろな機関、いろいろな部署で受けていた相談が、本事業の窓口に一本化される、もしくは相談件数が増えるというようなこともあるかもしれません。
 窓口を開設して半年間の実績を踏まえた成果と評価について、お聞かせいただけますでしょうか。

○大場康議委員長 協働まちづくり課長。

◎松井英樹協働まちづくり課長 DV相談窓口では、相談内容に応じて関係部署と連携を図っており、単純に関係部署の相談件数が減るというものではございませんが、パートナー間でのDVや、男性や外国籍からの相談もございますので、DV相談窓口を開設したことが潜在していたDV事案の相談にもつながっているものと考えております。
 また暴力には様々なケースがあり、虐待と関連するケースも多くあります。相談者の方がDVと思う場合に本窓口に御相談いただけることとなりますが、本窓口を入り口として、適切な窓口と連携しつないでいくことにより、相談者の方に寄り添った対応が可能になると考えており、今後も、関係機関と連携を図るとともに、周知・啓発を図ってまいりたいと考えております。
 以上です。

○大場康議委員長 藤田裕喜委員。

◆藤田裕喜委員 大変よく分かりました。このDV相談窓口が困っている方々の命綱として、もう既に大きな役割を果たされているだろうということを感じました。今後もさらに市民の方々に頼りにしていただける存在になっていただくことを期待したいと思います。この件については以上です。

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