◆藤田裕喜委員 続きまして、97ページ、3款民生費、1項社会福祉費、4目医療福祉費のうち1番、子ども医療費助成事業費の(1)子ども医療費助成費3億3,828万2,000円についてお伺いします。
まずこの予算の金額についてですが、これは18歳までの子供の入院・通院にかかる医療費の保険適用分の自己負担額の総額の予算という理解でよいでしょうか。
○大場康議委員長 保険年金課長。
◎小島弘明保険年金課長 そのとおりでございます。
以上です。
○大場康議委員長 藤田裕喜委員。
◆藤田裕喜委員 このうち、令和4年度から新たに拡大される高校生世代の通院医療費については、どのぐらいの金額を見込んでいるでしょうか。またこれは、助成が適用される令和5年1月から3月までの予算であるという理解でよいでしょうか。
○大場康議委員長 保険年金課長。
◎小島弘明保険年金課長 令和4年度から新たに実施いたします、高校生世代の通院医療費に関する助成額としては、480万円ほどを見込んでおります。受給者の窓口負担分の請求は、診療の2か月後に市に届くため、令和4年度中の支出としては、1月診療分の1か月分を予算計上しております。
以上です。
○大場康議委員長 藤田裕喜委員。
◆藤田裕喜委員 では通年ではどのぐらいの金額を見込んでいるでしょうか。1か月分である480万円の約12倍というように考えてよいでしょうか。
○大場康議委員長 保険年金課長。
◎小島弘明保険年金課長 委員のおっしゃるとおり、通年では助成額は12倍ほどの6,000万円程度になると想定しております。
以上です。
○大場康議委員長 藤田裕喜委員。
◆藤田裕喜委員 本事業の実施のためには、子ども医療費助成条例の改正が必要ではないかと思いますが、いかがでしょうか。
○大場康議委員長 保険年金課長。
◎小島弘明保険年金課長 通院医療費助成の高校生世代への拡大に伴い、子ども医療費助成条例の改正が必要となります。改正条例案につきましては、6月議会への上程を目指し準備を進めております。
以上です。
○大場康議委員長 藤田裕喜委員。
◆藤田裕喜委員 スケジュールについてお伺いしたいんですが、助成の開始が令和5年の1月からになる理由をお知らせいただけますでしょうか。もっと早く開始はできないでしょうか。
○大場康議委員長 保険年金課長。
◎小島弘明保険年金課長 通院医療費助成の実施に伴い、高校生世代への助成方法を、これまでの償還払いから受給者証を交付し、窓口負担がなくなる現物支給に変更いたします。高校生世代までの受給者証を交付するためには、システムの改修が必要となります。また、高校生世代への新たな受給者証の交付には申請が必要となるため、対象者約2,000人への申請書の発送、返送された申請書の受付、保険情報等の入力処理、受給者証の印刷及び受給者証発送といった事務に期間を要します。
中学生以下のお子さん約1万人についても、期間を18歳到達の年度末まで延長した受給者証を交付する必要があります。システム改修にかかる期間、及び高校生世代の方の申請手続期間等を考慮すると、最速でも令和5年1月実施になると考えております。
以上です。
○大場康議委員長 藤田裕喜委員。
◆藤田裕喜委員 丁寧に御説明を頂き大変よく分かりました。ついに高校生世代の通院まで拡大をしていただきまして、さらに子育てしやすいまちになっていくと感じております。この件については以上です。ありがとうございました。