何をしているの?

マンホールのふたについて(2023年3月・予算委員会)

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◆藤田裕喜委員 では、お伺いします。よろしくお願いします。364ページ、下水道事業会計、支出の1款下水道事業費用、1項営業費用、1目管渠費のうち20、修繕費、1億2,922万2,000円についてお伺いします。
 まず、本事業費の内訳についてお知らせいただけますでしょうか。

○大場康議委員長 下水道課長。

◎永井英充下水道課長 修繕費の内訳ですが、管渠等維持修繕が2,060万円、舗装維持修繕が1,080万円、人孔鉄蓋修繕が3,790万円、マンホールポンプ維持修繕が550万円、その他修繕として雨水支線コンクリート床板修繕が3,150万円、防潮樋門維持修繕が2,200万円、その他修繕の計は5,350万円となります。電磁式積算体積計修繕が79万2,000円、公用車の自動車修繕として13万円、合計1億2,922万2,000円となっております。
 以上です。

○大場康議委員長 藤田裕喜委員。

◆藤田裕喜委員 分かりました。今回は、その中でも人孔鉄蓋、マンホールの蓋についてお伺いしたいと思います。本予算ではどのくらいの枚数の蓋を交換することを見込んでいるでしょうか。単価も併せてお知らせいただければと思います。

○大場康議委員長 下水道課長。

◎永井英充下水道課長 令和5年度のマンホール蓋の更新につきましては、145か所を予定しております。1か所当たりの蓋の交換費用は、約25万円と見込んでおります。
 以上です。

○大場康議委員長 藤田裕喜委員。

◆藤田裕喜委員 分かりました。新規設置後の耐用年数については大体どのぐらいになるでしょうか。また、どのような基準で更新していくのか。例えば年数で自動的に決定しているのか、それとも摩耗具合、消耗具合などを見て決定しているのか、お知らせいただければと思います。

○大場康議委員長 下水道課長。

◎永井英充下水道課長 マンホール蓋の耐用年数は、道路の交通状況にも異なりますが、一般的に車道が15年、歩道は30年となっております。
 マンホール蓋の更新につきましては、人孔点検調査委託業務により調査点検を行っており、蓋の更新を随時対応しております。また、市民からの連絡や職員による現場確認による対応、道路管理者による舗装補修工事やガス埋設管工事等による舗装復旧時には工事施工者と調整を行い、舗装復旧前にマンホール蓋の更新を行っております。
 今後につきましては、人孔点検調査委託業務の結果を基に計画的な更新が行えるよう、検討してまいります。
 以上です。

○大場康議委員長 藤田裕喜委員。

◆藤田裕喜委員 分かりました。来年度更新していくマンホールの蓋のデザインはどのような予定となっているでしょうか。また、そもそもデザインはどのように決められているのでしょうか、お伺いします。

○大場康議委員長 下水道課長。

◎永井英充下水道課長 マンホール蓋のデザインの変更につきましては、今後市のシンボルとなるようなデザインやイベント等がありましたら検討していきたいと思っています。今のところデザイン変更はございません。
 現在のデザインの決定につきましては、平成3年に当時の下水道課職員とマンホール蓋メーカーとの共同制作により図柄を決めており、蒲郡市型グラウンドマンホール仕様書において雨水用は蒲郡ヨット、汚水用は竹島橋と定めております。
 以上です。

○大場康議委員長 藤田裕喜委員。

◆藤田裕喜委員 分かりました。マンホールの蓋について、蒲郡市では企業や団体、個人などからの寄附を受けることができるでしょうか、お伺いします。

○大場康議委員長 下水道課長。

◎永井英充下水道課長 現在は、蒲郡市型グラウンドマンホール仕様書により蓋のデザインが定められておりますが、今後はマンホール蓋の寄附や近隣の豊橋、豊川市のようなマンホール蓋の広告等につきましても、仕様書の改正を含め検討したいと思っております。
 以上です。

○大場康議委員長 藤田裕喜委員。

◆藤田裕喜委員 実は、全国でマンホールの蓋を寄附するという事例がございます。建設会社や食品会社など一般企業だけでなく、絵本作家の方、また商工会議所青年部といった団体など様々な主体がマンホールを自治体に寄附されております。いずれの事例も地域の特産品や有名な景色、キャラクターなどが大変きれいにデザインされたデザインマンホールが寄附されており、地域貢献、地域のPR、地域の活性化を主眼としているようです。
 また、機動戦士ガンダムやポケットモンスターといった有名なキャラクターがデザインされた蓋についても、それぞれのキャラクターの権利を持っている運営会社が自治体に寄附をしているという事例もございます。ちなみに、残念ながら現在は両者とも募集が停止中という状況です。なお、ポケットモンスターのマンホールの蓋については、愛知県内では豊橋市のみに事例があり、豊橋市内の4か所に設置されているとのことです。余談ながら、私はまだ4か所全てを見に行っていないのですが、子供が大変見に行きたがっております。また、豊橋市だけでなく、お気に入りのキャラクターがデザインされた蓋を見に行きたいとも言っております。ちなみに、その蓋は、鹿児島県の指宿市にあるそうです。
 マンホールの蓋を見に行って写真を撮るという、ただそれだけのことではございますが、しかしそれだけを目的とした観光すら成り立つ可能性がある。マンホールの蓋が新たな誘客につながるという可能性が開けていく、そういうお話なのだと私は理解しております。寄附を受けるわけですから、自治体側の費用はございません。有名なキャラクターに限らず、いろいろな活用の可能性がありそうですので、ぜひ御検討をお願いしたいと思います。お考えをお聞かせください。

○大場康議委員長 下水道課長。

◎永井英充下水道課長 初めに、ポケットモンスターのマンホール蓋につきましては、蒲郡市も2019年に応募しておりますが、残念ながら不採択の通知書を受けております。豊橋市のポケットモンスターのマンホールにつきましても、職員が確認しております。
 来年度制作予定のマンホールカードも含め、マンホールへの関心が高まっておりますので、マンホール蓋の寄附等のお話がありましたら、また検討したいと考えております。
 以上です。

○大場康議委員長 藤田裕喜委員。

◆藤田裕喜委員 分かりました。不採択ということで大変残念であると感じております。
 今後もいろいろな企業やいろいろなキャラクターなどでマンホールの蓋を寄附するという事例が出てきそうであるなと私も感じておりますので、ぜひ情報収集に努めていただき、もしそういったお話があれば、ぜひ御検討をお願いできればと思います。
 ありがとうございました。以上で終わります。

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