先日出席した蒲郡市の消防出初め式。例年とは異なり、「駅で有毒ガスがまかれた」という想定のデモンストレーションが披露されました。
オレンジ色の化学防護服を着用した隊員の方々が、現場に駆けつけ、まず、被害にあった方々を救護。次に、毒物がまかれた周辺を消毒・除染して、毒物自体も安全な処理をして持ち帰るという内容でした。もちろん訓練ですので、観客に危険なことはなかったのですが、終始、緊張感に包まれていました。
蒲郡市で、実際にこうした事件が起きる可能性は高くないかもしれませんが、装備については他の現場でも活用できますし、訓練して準備しておくことは重要だと感じました。また、観客の多い、出初め式の場で披露するというのは、非常に実践的でよい試みだと感じました。
私もこうした現場を拝見する機会はこれまでありませんでしたので、大変新鮮でしたし、実際の流れや動きなどは、よい勉強になりました。これからも、危険な現場で活動されるみなさまを、応援していきたいと思います。